本記事は倉庫責任者8年の実務経験をもとに、AIツールの作成支援を活用して執筆・編集しています。掲載情報はロジ現場ラボ編集部が確認しています。
所長、うちの倉庫で「はい作業主任者を選任しないと」って話が出てたんですけど、そもそも「はい作業」って何ですか?
いい質問だ。「はい」とは倉庫や土場に袋物・箱物などを規則正しく積み上げた荷のかたまりのこと。その積み上げ・積み下ろしが「はい作業」で、高さ2m以上のはい作業には法律で資格者の配置が義務付けられているんだ。
物流倉庫の安全管理で必ず出てくる「はい作業主任者」。この記事では、はい付け・はい崩し作業の基本、主任者の選任が必要になる条件、技能講習の内容と受講方法を解説します。
📌 この記事でわかること
全部読まなくて大丈夫。知りたいところだけ読んでください。
※ 迷ったところから読んでOKです。
「はい作業」とは
「はい(棚)」とは、倉庫・上屋・土場に積み重ねられた荷(袋物・箱物・木材など)の集団を指します。荷を積み上げる作業を「はい付け」、取り崩す作業を「はい崩し」と呼び、これらをまとめて「はい作業」といいます。崩落・落下による労働災害が起きやすい作業です。
はい作業主任者の選任が必要な条件
労働安全衛生法に基づき、高さ2メートル以上のはいのはい付け・はい崩し作業を行う場合、事業者は「はい作業主任者技能講習」を修了した者のうちからはい作業主任者を選任しなければなりません(荷役機械のオペレーターのみで行う作業など一部除外があります)。
はい作業主任者の職務
- 作業の方法および順序を決定し、作業を直接指揮する
- 器具・工具を点検し、不良品を取り除く
- 作業場所の安全(はいの状態・保護帽の使用状況など)を監視する
- 関係者以外の立入りを禁止する措置
技能講習の内容と受け方
| 受講資格 | はい付け・はい崩し作業の実務経験など(実施機関の案内を確認) |
|---|---|
| 講習時間 | 学科中心(おおむね2日程度) |
| 主な科目 | はいに関する知識/人力・機械によるはい作業/工具・保護具/関係法令/修了試験 |
| 実施機関 | 各地の労働基準協会・技能講習実施機関など |
講習は各都道府県の労働基準協会などが定期開催しています。費用・日程は地域により異なるため、勤務地の実施機関のサイトで確認しましょう。倉庫内のキャリアアップとして、フォークリフト運転技能講習とセットで取得しておくと現場での信頼度が大きく上がります。
「たかが積み荷」と思われがちだが、はいの崩落事故は毎年起きている。資格は自分と仲間を守る知識だと思って取りに行こう。
よくある質問
Q. 2m未満のはい作業なら資格は不要ですか?
主任者の選任義務は高さ2m以上のはい作業が対象です。ただし2m未満でも崩落リスクはあるため、同じ安全手順で作業すべきです。
Q. フォークリフトだけで積み下ろしする場合は?
荷役機械のみで行うはい付け・はい崩しは主任者選任の対象外とされています。人力作業が加わる場合は選任が必要です。
Q. 講習に試験はありますか?
講習の最後に修了試験があります。講習内容をきちんと聞いていれば十分合格できる水準です。
まとめ
はい作業主任者は、高さ2m以上の積み荷作業に法律で求められる安全の要です。現場リーダーを目指すなら、フォークリフト資格と並ぶ「持っていて損のない資格」。まずは最寄りの労働基準協会の講習日程をチェックしてみてください。



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