本記事は倉庫責任者8年の実務経験をもとに、AIツールの作成支援を活用して執筆・編集しています。掲載情報はロジ現場ラボ編集部が確認しています。
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主任、応援で入る人のヘルメットを買い足したいんです。ネットで「防災ヘルメット」も「作業用」も並んでいて、どれでもいいのか迷っちゃって……。
まず見るのは「区分」だホー。トラックの荷台で荷を積み卸すなら、型式検定に合格した「墜落時保護用」が要る場面があるんだホー。今回は3メーカーの現行品から5つを比べたホー。
墜落時保護用って、見た目で分かるんですか?
内側に貼ってある検定ラベルに区分が書いてあるホー。通販なら商品ページとメーカーの仕様で確かめるんだホー。
作業用ヘルメット(法令上の名前は「保護帽」)には、落ちてくる物から頭を守る「飛来・落下物用」、転落・転倒したときの衝撃を和らげる「墜落時保護用」、感電を防ぐ「電気用」という区分があります。倉庫や物流センターで特に注意したいのが、トラックの荷台での積み卸しです。
労働安全衛生規則第151条の74は、最大積載量5トン以上の貨物自動車に加え、2トン以上5トン未満で「荷台の側面が構造上開放されているもの又は構造上開閉できるもの」と、テールゲートリフターが設置されているもの(テールゲートリフターを使用するときに限る)について、荷を積む作業・卸す作業(ロープ掛け・シート掛け、ロープ解き・シート外しの作業を含む)を行うときに「墜落による労働者の危険を防止するため」保護帽を着用させるよう事業者に求めています。同条第2項で、作業に従事する労働者も保護帽を着用しなければなりません。厚生労働省のリーフレット「トラックでの荷役作業時における安全対策が強化されます。」(2023年6月)はこの改正(2023年10月1日施行)について、対象に平ボディ車・ウイング車などが加わったことと、「保護帽は、型式検定に合格した「墜落時保護用」のものを使用する必要があります。」と説明しています。
この記事では、谷沢製作所(タニザワ)・トーヨーセーフティ(通販では「トーヨーセフティー」の表記も多い)・ミドリ安全の現行品から、飛来・落下物用と墜落時保護用を兼ねた5製品を選びました。仕様は各メーカーの製品ページ・公式通販・取扱説明書、価格は2026年10月21日に価格.comのショッピング検索と楽天市場の検索ページで確認した新品の出品例です。体に着ける墜落制止用器具はフルハーネス型安全帯おすすめ5選で解説しています。
📌 先に結論|荷台・はい作業なら「墜落時保護用」の検定品から選ぶ
- まとめ買いの定番:ミドリ安全 SC-13BV RA KP(ABS・415g・通気孔付き。公式通販3,366円、楽天で2,830円から)
- 軽さと低さ重視:谷沢製作所 ST#123-JZV(EPA)(365g・全高13.3cm。電気用も兼ねる)
- 蒸れにくさ重視:谷沢製作所 ST#1830-JZⅡ(EPA)(通気孔の総面積1,470mm²・透明ひさし)
- 予算を抑えて揃える:トーヨーセーフティ No.390F-OT(スチロールライナー入り。白は楽天で2,400円から)
- 樹脂ライナーの新シリーズ:トーヨーセーフティ No.350F(発泡スチロールの代わりに樹脂ライナー。楽天で白3,575円から)
※5製品とも「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」の区分(メーカー表示)。価格は2026年10月21日時点の新品の出品例で、送料が別の出品もあります。
作業用ヘルメットの選び方|買う前に確認する5つのポイント
① 区分を確認する。荷台・はいの上は「墜落時保護用」
保護帽は労働安全衛生法の型式検定の対象です(労働安全衛生法施行令第14条の2第12号「保護帽(物体の飛来若しくは落下又は墜落による危険を防止するためのものに限る。)」)。長野労働局 松本労働基準監督署のリーフレット(令和3年9月改訂版)は、検定に合格した保護帽の内側には検定番号・製造年月・区分などを書いた「ラベル」が貼られていること、「厚生労働大臣による検定合格品以外の保護帽は使用禁止」であること、オートバイ用やスポーツ用のヘルメットは使えないことを示しています。
倉庫・物流の作業で「墜落時保護用」が求められる代表例は、前述のトラックの荷の積み卸し(安衛則第151条の74)と、床面から高さ2m以上の「はいの上における作業」(同第435条)です。厚生労働省のリーフレットは、2トン未満の貨物自動車や荷の積み卸しを伴わない作業でも、保護帽の着用を「望ましい措置」やガイドラインの内容として挙げています。迷ったら、飛来・落下物用と墜落時保護用を兼ねたものを選んでおくと、1つで両方の場面に使えます。
② 衝撃吸収ライナーの方式を知る
墜落時保護用の多くは、帽体の内側に発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーが入っています。前述の松本労働基準監督署のリーフレットは、高さ100cmから転倒した場合、墜落時保護用(ライナーあり)は飛来・落下物用に比べて衝撃が1/2以下に軽減されると紹介しています。一方、谷沢製作所の「エアライト」シリーズは、発泡スチロールのライナーを使わずに内装と一体の「ブロックライナー」で墜落時保護用の検定を取得したもの、トーヨーセーフティの No.350F は樹脂ライナーを採用したものです。どの方式でも、区分の表示と検定ラベルがあることが前提です。
③ 重さ・高さ・通気性
今回の5製品の質量は365g〜約448gです。1日かぶり続ける現場では、数十グラムの差も比べておきたいところです(編集部の考え)。トラックの荷室やラックの下で頭上が低い場所が多いなら、全高の低いモデルが候補です。通気孔付きは蒸れにくい反面、ミドリ安全は「ベンチレーション付きは電気作業に使用不可」としているので、電気作業がある現場では区分「電気用」のモデルを選びます。
④ 頭囲(サイズ)の範囲
対応する頭囲は、谷沢製作所の2製品が53〜63cm、トーヨーセーフティの2製品が53〜62cm、ミドリ安全 SC-13BV が55〜62cmです。応援スタッフや新人向けにまとめて用意するなら、調整範囲の広いモデルが扱いやすいでしょう。帽体の色は、役割(リーダー・新人・来訪者など)で分ける現場もあります。
⑤ 帽体の素材と交換時期
帽体はABSやポリカーボネート(PC)などの樹脂製が中心です。トーヨーセーフティの保護帽取扱説明書(2017年11月版。No.390F-OT の製品ページからダウンロードできます)は、ポリエチレン・ABS・ポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂製は使用前の点検で異常がなくても3年、FRPなどの熱硬化性樹脂製は5年以内での交換を求め、屋外での使用頻度が高い場合など厳しい作業環境ではこれより短くすることを勧めています。着装体(内装)は1年くらいでの交換を求めています。ミドリ安全も、ABSの帽体について「耐用年数は3年以内」と表示しています。買うときに、交換の時期を決めて台帳に記録しておくと管理しやすくなります(編集部の考え)。
倉庫・物流向け 作業用ヘルメットおすすめ5選【2026年版】
5製品とも各メーカーの製品ページ・公式通販に掲載されている現行品で、区分は「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」を兼ねています(ST#123-JZV は電気用も)。価格は前述の新品の出品例(色を明記)で、送料が別の出品や、色によって値段が違う出品があります。在庫・送料は出品ごとに確かめてください。
1. ミドリ安全 SC-13BV RA KP|通気孔付きのABS製。まとめ買いしやすい定番
ミドリ安全のSC-13BV RA KPは、ABS製の帽体に前後・左右の通気孔(ベンチレーション)を設けたヘルメットです。公式通販の使用区分は「飛来/落下物用」「墜落時保護用」で、付属品は内装一式(RAバンド・ハンモック・耳紐・アゴバンド)と、発泡スチロール等で作られたKP(衝撃吸収ライナー)です。RAバンドはラチェットアジャスターバンド、ほかに雨垂れ防止溝(レインガード)と、アゴバンドを固定する耳紐による脱げ防止機構があります。
公式通販の販売価格はイエローで3,366円(税込。公式通販に「9月30日に価格を改定致しました。」との表示あり)、出荷予定は「8営業日以内出荷」です。ミドリ安全はABS製について「高熱環境での使用に不向き」「耐用年数は3年以内」、さらに「ベンチレーション付きは電気作業に使用不可」と表示しています。また「指定の付属品の組み合わせ以外でご使用されますと国家検定規格外となります」としているので、内装やライナーを交換するときは同じ製品用の交換部品を選びましょう。
| 区分 | 飛来・落下物用/墜落時保護用(国家検定合格品) |
|---|---|
| 帽体 | ABS |
| 衝撃吸収ライナー | KP(発泡スチロール等)付属 |
| 通気孔 | あり(前後・左右) |
| 頭囲 | 55〜62cm |
| 重量 | 415g |
| 付属品 | 内装一式(RAバンド・ハンモック・耳紐・アゴバンド)、KP |
| 公式通販価格 | 3,366円(税込・イエロー) |
| 価格の目安 | 楽天市場 2,830円(ホワイト・送料別)から(2026年10月21日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 3,000円前後から買えて、まとめて揃えやすい
- 前後・左右の通気孔で頭の蒸れを抑える設計
- 交換用の内装・ライナーも公式通販で買える
⚠️ デメリット・注意点
- 通気孔付きなので電気作業には使えない(メーカー表示)
- 頭囲は55cmからで、今回の5製品では下限が大きい
楽天やAmazonでは色ごとに値段が違うことがあるホー。送料が別の出品も多いから、合計金額で比べるんだホー。
👍 こんな人におすすめ
- トラックの積み卸しや倉庫作業用に人数分を揃えたい
- 交換部品まで同じメーカーで管理したい
2. 谷沢製作所 ST#123-JZV(EPA)|365g・全高13.3cm。軽くて低い
谷沢製作所(タニザワ)のST#123-JZV(EPA)は、メーカーが「軽さ。コンパクトさ。涼しさ。」とうたう「エアライトS」搭載モデルです。総質量は365gで、従来モデル(ST#161-JZV)より80g(約18%)軽く、全高は13.3cm。メーカーは「ヘルメットを上方構造物にぶつけてしまう回数などは飛躍的に少なくなると期待できます」と説明し、重心も従来より5mm低くなったとしています。
発泡スチロールの衝撃吸収ライナーは使わず、内装ハンモックの前後左右4ヵ所にある六角柱「ブロックライナー」がつぶれることで墜落・転倒時の衝撃を吸収する仕組みです。区分は飛来・落下物用・墜落時保護用・電気用の3つ。帽体はポリカーボネート(PC)で、透明ひさしと溝付きです。標準価格は9,042円(税込)ですが、通販ではその半額以下の出品も見られます。
| 区分 | 飛来・落下物用/墜落時保護用/電気用 |
|---|---|
| 帽体 | PC(ポリカーボネート) |
| 衝撃吸収 | ブロックライナー(内装ハンモックと一体成形) |
| 通気孔 | なし(内装「エアライトS」で通気) |
| 頭囲 | 53〜63cm |
| 寸法・質量 | 282×213×133mm・365g |
| 標準価格 | 9,042円(税込) |
| 価格の目安 | Amazon.co.jp 4,100円、楽天市場 4,294円から(白/透明ひさしグレー。2026年10月21日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 今回の5製品で最も軽い365g
- 全高13.3cmと低く、頭上が低い場所で扱いやすい
- 電気用も兼ねる
⚠️ デメリット・注意点
- 今回の5製品では価格が高め(4,000円台から)
- 通気孔はない
Amazonや楽天には限定色の高い出品もあるホー。品番と色(帽体色/ひさし色)を確かめて選ぶんだホー。
👍 こんな人におすすめ
- 1日中かぶるので少しでも軽くしたい
- トラックの荷室やラックの下で頭をぶつけやすい
3. 谷沢製作所 ST#1830-JZⅡ(EPA)|二層構造の大きな通気孔で蒸れにくい
ST#1830-JZⅡ(EPA)は、谷沢製作所の「飛翔Special」に通気性の高い内装「エアライト」を組み合わせたモデルです。メーカーは「発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーがないヘルメットで墜落時保護用の検定を取得」し、発泡スチロール製ライナーと「同等以上の性能を持つ「ブロックライナー」」を搭載したと説明しています。
帽体を二層構造にして、通気孔の総面積は1,470mm²。前面にも通気孔があります。内装のくびれ部分を握って引き上げると外せる「グリップアップ機構」で、内装交換もしやすくなっています。区分は飛来・落下物用・墜落時保護用で、帽体はABS、ひさしは透明なPC。標準価格は8,349円(税込)です。
| 区分 | 飛来・落下物用/墜落時保護用 |
|---|---|
| 帽体 | ABS(ひさしはPC・透明) |
| 衝撃吸収 | ブロックライナー(内装ハンモックと一体成形) |
| 通気孔 | あり(二層構造・総面積1,470mm²) |
| 頭囲 | 53〜63cm |
| 寸法・質量 | 280×232×156mm・425g |
| 標準価格 | 8,349円(税込) |
| 価格の目安 | 楽天市場 4,028円(白/ひさしグレー・送料無料)から(2026年10月21日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 通気孔が大きく、汗をかく作業で蒸れにくい設計
- 透明ひさし付き
- 内装を外しやすく、洗浄や交換がしやすい
⚠️ デメリット・注意点
- 電気用ではない
- 全高は156mmで、今回の ST#123-JZV より高い
通販では「ST#1830-JZ」「JZⅡ」「JZ2」と表記が揺れているホー。「JZⅡ(JZ2)」の表記と、メーカーの色番号(W-1/V-2など)を確かめて、分からなければショップに聞くんだホー。
👍 こんな人におすすめ
- 荷役で汗をかきやすく、蒸れが気になる
- 上を見上げる作業が多い
4. トーヨーセーフティ No.390F-OT ヴェンティー|スチロールライナー入りで手頃
トーヨーセーフティのNo.390F-OT「ヴェンティー」は、メーカーが「通気性アップ、視野の拡大、フィット感アップを実現」と紹介する通気孔付きヘルメットです。厚生労働省保護帽検定合格品で、タイプは「A 飛来・落下物用」「B 墜落時保護用」。スチロールライナー入りで、帽体はABS、ひさしと通気孔カバーはポリカーボネートです。
ひさしにはキズが付きにくい特殊ハードコーティングが施され、紫外線を99.9%カットするとされています。アゴヒモは備長炭入り繊維、汗止めは抗菌防臭加工素材など、内装に消臭・防臭の工夫があり、帯電防止処理でほこりが付きにくいとされています。メーカーの製品ページでは白以外の色に受注生産の印(*)が付いています。
| 区分 | A 飛来・落下物用/B 墜落時保護用 |
|---|---|
| 帽体 | ABS(ひさし・通気孔カバーはPC) |
| 衝撃吸収ライナー | スチロールライナー入り(No.SB-2) |
| 通気孔 | あり |
| 頭囲 | 53〜62cm |
| 質量 | 約440g |
| ひさし長さ | 約40mm |
| 価格の目安 | 楽天市場 2,400円(白/ひさしクリア・送料別)から(2026年10月21日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 今回の5製品で最も安い出品例(白・楽天2,400円)
- 消臭・防臭加工の内装とアゴヒモ
- ひさしはハードコート・紫外線99.9%カット
⚠️ デメリット・注意点
- 約440gで、今回の5製品では重い側
- 白以外の色は受注生産の表示
トーヨーセーフティの取扱説明書は、メーカーが取り扱う以外のステッカーやラベルを貼らないよう求めているホー。名前を書くときもメーカーに確認するんだホー。
👍 こんな人におすすめ
- コストを抑えて人数分を揃えたい
- 汗のにおいが気になる
5. トーヨーセーフティ No.350F|樹脂ライナーの新シリーズ
No.350Fは、トーヨーセーフティが「発泡スチロールライナーの代わりに、樹脂ライナーを採用した新シリーズ」と紹介する通気孔付きヘルメットです。製品ページでは厚生労働省保護帽検定合格品の「A 飛来・落下物用」「B 墜落時保護用」の表示があります。メーカーの製品ページの名称は「No.350F」(AIR VENT LINER 350F)で、通販では「ヴェンティーファイブ」「VENTI V」の名前でも売られています。
帽体はABS、ひさし・通気孔カバーはPC樹脂で、頭囲53〜62cm、ひさしの長さは約36mm、製品重量は約448gです。品番の末尾はひさし(バイザー)の色で、350F-S・350F-C・350F-Bu があります。交換用のライナー(350F用エアヴェントライナー AVL-350)も通販で販売されています。
| 区分 | A 飛来・落下物用/B 墜落時保護用 |
|---|---|
| 帽体 | ABS樹脂(ひさし・通気孔カバーはPC樹脂) |
| 衝撃吸収ライナー | 樹脂ライナー |
| 通気孔 | あり |
| 頭囲 | 53〜62cm |
| 質量 | 約448g |
| ひさし長さ | 約36mm |
| 価格の目安 | 楽天市場 3,575円(白/ひさしスモーク・送料別)、Amazon.co.jp 3,688円(白/ひさしブルー)から(2026年10月21日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 通気孔付きで、発泡スチロールの代わりに樹脂ライナーを採用
- 3,000円台後半から買える
- 交換用ライナーが通販で手に入る
⚠️ デメリット・注意点
- 約448gで、今回の5製品では最も重い
- 電気用ではない
👍 こんな人におすすめ
- 発泡スチロール以外のライナーを試したい
- 通気孔付きで3,000円台に収めたい
作業用ヘルメット5製品 比較表
| 製品 | 区分 | 帽体 | 衝撃吸収 | 通気孔 | 頭囲 | 質量 | 価格の目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ミドリ安全 SC-13BV RA KP | 飛来・落下/墜落時 | ABS | KP(発泡スチロール等) | あり | 55〜62cm | 415g | 2,830円〜 |
| 谷沢製作所 ST#123-JZV(EPA) | 飛来・落下/墜落時/電気用 | PC | ブロックライナー | なし | 53〜63cm | 365g | 4,100円〜 |
| 谷沢製作所 ST#1830-JZⅡ(EPA) | 飛来・落下/墜落時 | ABS | ブロックライナー | あり(二層構造) | 53〜63cm | 425g | 4,028円〜 |
| トーヨーセーフティ No.390F-OT | 飛来・落下/墜落時 | ABS | スチロールライナー | あり | 53〜62cm | 約440g | 2,400円〜 |
| トーヨーセーフティ No.350F | 飛来・落下/墜落時 | ABS | 樹脂ライナー | あり | 53〜62cm | 約448g | 3,575円〜 |
※仕様は各メーカーの製品ページ・公式通販(2026年10月21日確認)。価格は同日の新品の出品例で、色・ショップにより異なり、送料別の出品もあります。
買ったあとに守りたい使い方と管理のポイント
あごひもは必ず締める
トーヨーセーフティの取扱説明書は「アゴヒモは必ず正しく締めて使用してください。(事故時に保護帽が脱げて頭部に重大な傷害を及ぼします。)」としています。荷台の上で前かがみになったり、シートを掛けたりする動作でも脱げないよう、作業の前にヘッドバンドとあごひもを調整しましょう。同説明書は、ヘッドバンドの調整が悪いと使用中にぐらついたり脱げやすくなったりし、保護性能を十分に発揮できないとも注意しています。
大きな衝撃を受けたら、見た目が無事でも交換
同じ取扱説明書は「一度でも大きな衝撃を受けたら、外観に異常がなくても使用しないでください」としています。荷台から落とした、上から物が当たったといったときは、交換の対象として扱いましょう。松本労働基準監督署のリーフレット(出典:谷沢製作所)は、帽体の亀裂・すりきず・変形・変色、衝撃吸収ライナーの変形や割れ、ハンモックの伸びやあごひもの損傷など、20項目の交換の目安を挙げています。
暖房器の近くや車内に置きっぱなしにしない
トーヨーセーフティの取扱説明書は、夏季の自動車内や暖房器の近くなど50℃以上の高温になる場所や、直射日光のあたる場所に長時間放置しないよう求めています(材質が変質し、性能が低下するため)。冬はジェットヒーターやストーブのそばに置きがちなので注意しましょう。保管は専用のラックで帽体と着装体に負荷を与えないこと、箱などで長期間保管しないことも同説明書の注意です。倉庫の暖房の選び方は倉庫・工場用ヒーターおすすめ5選で解説しています。
部品・ステッカー・塗装はメーカーの指定どおりに
ミドリ安全は「指定の付属品の組み合わせ以外でご使用されますと国家検定規格外となります」と表示し、トーヨーセーフティの取扱説明書も、指定以外の部品を取り付けないこと、メーカーが行った塗装以外の塗装をしないこと、メーカーが取り扱う以外のステッカー・ラベルを貼らないことを求めています(ステッカー等は、薬品や粘着材で帽体が侵されたり、耐電圧性能が低下したりするため)。名前や所属を表示したいときは、各メーカーの対応品やマーク入れサービスを確認してください。高い場所での作業全体の安全は脚立・作業台おすすめ6選もあわせてどうぞ。
よくある質問
トラックの荷台作業には、どのヘルメットが必要ですか?
労働安全衛生規則第151条の74により、最大積載量5トン以上の貨物自動車と、2トン以上5トン未満で荷台の側面が開放・開閉できるもの(平ボディ車・ウイング車など)、テールゲートリフターを使用するときのテールゲートリフター付きのものでは、荷の積み卸し(ロープ掛け・シート掛けなどを含む)で保護帽の着用が必要です(事業者は労働者に着用させ、労働者も着用しなければなりません)。厚生労働省のリーフレット(2023年6月)は「型式検定に合格した「墜落時保護用」のもの」を使うよう示しています。
「防災用ヘルメット」と書かれた商品でも使えますか?
商品名ではなく、検定ラベルと区分で判断します。通販の分類が「防災ヘルメット」でも、作業用の保護帽が並んでいることがあります。荷台やはいの上の作業に使うなら、「墜落時保護用」の区分がある検定合格品かどうかをメーカーの仕様で確かめてください。なおトーヨーセーフティの取扱説明書は、防災用として購入した場合は購入後6年を目安に交換するよう案内しています。
ヘルメットは何年で交換すればいいですか?
メーカーの表示で確認します。トーヨーセーフティの取扱説明書は、ABS・ポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂製は使用前の点検で異常がなくても3年、FRPなどの熱硬化性樹脂製は5年以内、着装体(内装)は1年くらいでの交換を求め、屋外での使用頻度が高い場合など厳しい作業環境ではこれより短くすることを勧めています。ミドリ安全もABS製の耐用年数を「3年以内」と表示しています。ほかのメーカーの製品は、そのメーカーの取扱説明書に従ってください。
通気孔付きのヘルメットは電気作業に使えますか?
ミドリ安全は「ベンチレーション付きは電気作業に使用不可」と表示しています。電気作業がある場合は、区分に「電気用」があるモデル(今回の5製品では谷沢製作所 ST#123-JZV(EPA))を選び、作業内容に合うかをメーカーに確認してください。
テールゲートリフターを使う作業で、ほかに必要なことはありますか?
厚生労働省のリーフレットによると、2024年2月1日から、テールゲートリフターを使って荷を積み卸す作業でテールゲートリフターを操作する労働者には、学科4時間・実技2時間の特別教育が必要です(一部省略できる場合あり)。また2023年10月から、2トン以上5トン未満の貨物自動車でも荷の積み卸し時の昇降設備の設置が義務になりました。
荷台に上がる人の分はミドリ安全のSC-13BVでまとめて揃えて、荷室に入ることが多い人にはST#123-JZVを用意します。
いい分け方だホー。配るときは検定ラベルの区分を見せて、あごひもの締め方も一緒に教えるんだホー。購入日を記録して、交換時期も決めておくんだホー。
まとめ
作業用ヘルメットは、区分(飛来・落下物用/墜落時保護用/電気用)・衝撃吸収ライナーの方式・重さと高さ・通気孔・頭囲・素材と交換時期で選びます。トラックの荷台での積み卸しや、高さ2m以上のはいの上の作業では、型式検定に合格した「墜落時保護用」が前提です。まとめて揃えるならミドリ安全 SC-13BV RA KP、軽さと低さなら谷沢製作所 ST#123-JZV(EPA)、蒸れにくさならST#1830-JZⅡ(EPA)、予算重視ならトーヨーセーフティ No.390F-OT、樹脂ライナーならNo.350Fです。
買ったあとは、あごひもを必ず締める、大きな衝撃を受けたら交換する、暖房器の近くに置かない、の3つを守りましょう。足元の保護は安全靴おすすめ5選で紹介しています。



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