本記事は倉庫責任者8年の実務経験をもとに、AIツールの作成支援を活用して執筆・編集しています。掲載情報はロジ現場ラボ編集部が確認しています。
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主任、年末の繁忙期に向けて、通路とラックの間を測り直したいんです。でもメジャーだと、端を押さえる人がいないと長い所が測れなくて……。
そういうときはレーザー距離計だホー。壁や柱にレーザーを当てて、ボタンを押すだけで距離が出るんだホー。今回はボッシュ・シンワ測定・サンワサプライの3メーカーから5製品を比べたホー。
測るだけなら、どれも同じじゃないんですか?
「屋内専用」のモデルもあるし、寒い倉庫では使用温度も関係するホー。測れる距離・使える場所・温度の3つを、メーカーの仕様と取扱説明書で確かめるんだホー。
倉庫や物流センターでは、レイアウト変更やラックの増設、繁忙期の仮置き場所づくりのたびに、通路の幅や天井までの高さ、ラックとラックの間隔を測ります。長い距離をメジャーで測ると2人がかりになりがちですが、ハンディ型のレーザー距離計なら、本体を壁や柱に当ててレーザーを向こう側に当てるだけで、1人でも距離を測れます。
この記事では、ボッシュ(Bosch)・シンワ測定・サンワサプライの現行品から、測定範囲20m〜100m、価格は3,000円台〜3万円台のレーザー距離計5製品を選びました。仕様は各メーカーの製品ページと取扱説明書、価格は2026年10月21日に価格.comと楽天市場の検索ページで確認した新品の出品例です(ショップ・時期により変わります)。通路まわりの法令(労働安全衛生規則)のポイントもあわせて紹介します。
📌 先に結論|「屋内専用か」「何mまで」「何℃まで」で選ぶ
- 迷ったらこれ:ボッシュ GLM50-27CG(緑のレーザー・50m・IP65・Bluetooth。楽天17,875円、Amazon 18,563円)
- 1万円以内で50m:シンワ測定 L-Measure BK 50 78163(IP54・単4電池。Amazon 8,227円)
- 1万円台で80m:サンワサプライ CHE-DM80(94g・IP54。楽天16,255円。メーカーは「室内での測定に適しています」と案内)
- 屋外ヤード・100m:ボッシュ GLM100-25C(ズーム機能付きデジタルビューファインダー。楽天32,164円)
- 屋内の採寸を安く:シンワ測定 L-Measure BK 20 78156(20m・屋内専用。Amazon 3,855円)
※価格は2026年10月21日時点の新品の出品例(価格.com・楽天市場の検索ページで確認)。送料や在庫は出品ごとに確認してください。
倉庫・物流センターでレーザー距離計が役立つ場面
通路の幅と高さの確認|労働安全衛生規則のルール
労働安全衛生規則(安衛則)第540条は、作業場に通ずる場所と作業場内に「安全な通路を設け、かつ、これを常時有効に保持しなければならない」と定め、主要な通路には「通路であることを示す表示」を求めています。屋内に設ける通路について第542条は「用途に応じた幅を有すること」「通路面から高さ一・八メートル以内に障害物を置かないこと」などを定め、第543条は「機械間又はこれと他の設備との間に設ける通路については、幅八十センチメートル以上のものとしなければならない」としています。
レーザー距離計は、こうした通路の幅や、通路面から上の空きを確かめるときに便利です。ただし、測っただけで法令を満たすわけではなく、通路を確保・表示し、常に有効に保つ義務は事業者にあります。通路の照明(第541条)も含めて見直しましょう。照明の対策は充電式LED作業灯おすすめ6選で紹介しています。
レイアウト変更・ラック増設の採寸
ラックを増やす前に、置き場所の長さ・奥行き・はりまでの高さを測っておくと、ラックのサイズを決めやすくなります。今回の5製品のうち BK 20 を除く4製品は面積の計算機能と、2〜3点を測って高さなどを求める「ピタゴラス測定」を備えています(シンワ測定の取扱説明書は、ピタゴラス測定の結果は「実測値から得られる推定値」としています)。メジャーと違い、レーザーを当てる先に人がいなくても測れるのも利点です。ラックの選び方は倉庫用スチールラックおすすめ5選で解説しています。
レーザー距離計の選び方|買う前に確認する5つのポイント
① 測定範囲は「いちばん長い距離」より余裕を持って
カタログの最大測定距離は、条件のよいときの値です。ボッシュの取扱説明書では、GLM50-27CG は標準0.05〜50m、強い逆光など「測定に不利な環境下」では0.05〜20m、GLM100-25C は標準0.08〜100m・不利な環境下0.08〜60mです。シンワ測定は精度の測定条件を「照度3,000ルクス以下」「反射率90%の白色ターゲット」「測定温度25℃」と示しています。倉庫の端から端まで測るなら、最長の距離より余裕のあるモデルを選びましょう(編集部の考え)。
② 「屋内専用」か、屋外でも見えるか
シンワ測定 BK 20 の取扱説明書は「本製品は屋内専用です。また、屋内でも太陽光が直接入り込んでいる場所では正確な測定ができません。」とし、BK 50 の取扱説明書の図にも「屋内長距離用」と表示されています。サンワサプライ CHE-DM80 の取扱説明書も「室内での測定に適しています」と案内しています。一方、ボッシュ GLM100-25C は製品ページで「屋外で使用できる」とし、ズーム機能付きのデジタルビューファインダーを備えます。GLM50-27CG は緑色のレーザーで、ボッシュは「緑色のレーザーは赤色のレーザーよりも見やすく、明るい室内で長距離測定を行う場合でも優れた視認性を発揮します」と説明しています。屋外のヤードで使うなら、メーカーが屋外での使用をうたうモデル(今回は GLM100-25C)を選ぶのが確実です(編集部の考え)。
③ 使用温度と防じん・防水
冬の倉庫や冷蔵・冷凍エリアで使うなら、使用温度を必ず確認します。今回の5製品は、ボッシュ2製品が−10〜+45℃、サンワサプライ CHE-DM80 が−5〜40℃、シンワ測定2製品が0〜40℃です。防じん・防水は、GLM50-27CG が IP65(電池収納カバーまたはリチウムイオンバッテリーを装着した場合)、GLM100-25C が IP54(電池収納部を除く)、CHE-DM80 と BK 50 が IP54、BK 20 が IP40(防水性能は特に保護されていない)です。
④ 精度と測り方
精度(標準)は、ボッシュ2製品が±1.5mm、CHE-DM80 が±2mm、シンワ測定 BK 50 が10mまで±2.0mm、BK 20 が10mまで±3.0mmです(ボッシュの取扱説明書は「偏差は、±0.05mm/mを増減します」とし、シンワ測定の2製品も10mを超えると距離に応じて許容差が広がります)。ただし測り方で誤差は変わります。ボッシュ GLM50-27CG の取扱説明書は、ガラスや水面などの透明な表面や鏡面では正しく測定されないことがあり、凹凸のある面なども誤差の原因になるとしています。
⑤ 記録機能と電源
測った値を残したいなら、Bluetoothでスマートフォンの「MeasureOn」アプリに送れるボッシュの2製品が便利です。本体のメモリーは GLM50-27CG が30件、GLM100-25C が50件、CHE-DM80 は最新20回分、シンワ測定 BK 50 は10回分です。電源は、GLM50-27CG と CHE-DM80 が単3形アルカリ乾電池2本、GLM100-25C が単3形3本、シンワ測定の2製品が単4形2本(いずれも乾電池は付属)です。
倉庫・物流向け レーザー距離計おすすめ5選【2026年版】
5製品とも各メーカーの製品ページに掲載されている現行品で、ボッシュ・シンワ測定・サンワサプライの3メーカーから選びました(ほかのメーカーは比べていません)。在庫・送料は出品ごとに確かめてください。
1. ボッシュ GLM50-27CG|緑のレーザー・IP65・Bluetoothの定番
ボッシュのGLM50-27CG(製品ページの名称は PRO GLM 50-27 CG)は、波長515nmの緑色レーザーを使うレーザー距離計です。メーカーは「1.5mの高さからの落下に耐える構造、優れた防じん・防水性能(IP65)、衝撃を吸収するラバーハウジングを採用」と説明しています。傾斜センサーを内蔵し、Bluetooth®で「MeasureOn」アプリに測定値を送れます。
取扱説明書の仕様では、使用温度は−10〜+45℃(連続測定モードでは40℃まで)、質量170g(製品ページの表記は約0.2kg)。電源は単3形アルカリ乾電池2本(付属)のほか、充電式ニッケル水素電池や別売のボッシュ リチウムイオンバッテリーも使えます。付属品はキャリングバッグ・単3形アルカリ乾電池2本・製品証明書です。
| 測定範囲 | 0.05〜50m(不利な環境下 0.05〜20m) |
|---|---|
| 精度(標準) | ±1.5mm |
| レーザー | 緑・515nm・クラス2 |
| 傾斜測定 | 0〜360°・±0.2° |
| 防じん・防水 | IP65(電池収納カバーまたはリチウムイオンバッテリー装着時) |
| 使用温度 | −10〜+45℃ |
| 電源 | 単3形アルカリ乾電池×2(付属)ほか |
| 質量・寸法 | 170g・119×53×29mm |
| データ転送 | Bluetooth® Low Energy(MeasureOnアプリ) |
| 推奨小売価格 | 30,000円(税抜) |
| 価格の目安 | 楽天市場 17,875円(送料無料)、Amazon.co.jp 18,563円(2026年10月21日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 緑のレーザーで、明るい室内でも見やすい(メーカー説明)
- 今回の5製品で唯一のIP65(条件付き)
- Bluetoothで測定値をアプリに記録できる
⚠️ デメリット・注意点
- 推奨小売価格は30,000円(税抜)で、通販でも1万円台後半
- 測定範囲は50mまで。長い屋外ヤードには GLM100-25C が向く
楽天ではリチウムイオンバッテリー付きのセットも売られているホー。本体だけか、セットかを確かめて選ぶんだホー。
👍 こんな人におすすめ
- 明るい倉庫の中でもレーザーを見やすくしたい
- 測った値をスマートフォンにまとめて記録したい
2. シンワ測定 L-Measure BK 50 大型液晶 78163|1万円以内で50m
曲尺や直尺などの測定工具で知られるシンワ測定のL-Measure BK 50 大型液晶(78163)は、50mまで測れるレーザー距離計です。メーカーは「明るい場所でも読み取りやすい、黒地に白文字の液晶」「ボタンを押した時に生じる手ブレを時間差測定で防ぎます」「防塵・防水性能 保護等級IP54で水やホコリに強い設計」と紹介し、取扱説明書の図には「屋内長距離用」の表示があります。
電源は単4形アルカリ乾電池2本(付属はモニター用)で、新品電池で約5,000回測定できるとされています。三脚に付けるときは別売の三脚アダプター(品番78177)が必要です。取扱説明書によると修理は行わず、購入から2年間の保証期間内は無償で新品交換としています(2024年10月1日現在の記載)。
| 測定範囲 | 0.3〜50m |
|---|---|
| 精度 | ±2.0mm(0.3〜10m)、10m以上は±[2.0+0.05×(D−10)]mm |
| レーザー | 620〜690nm・クラス2(JIS C6802:2018) |
| 防じん・防水 | IP54 |
| 使用温度 | 0〜40℃ |
| 電源 | 単4形アルカリ乾電池×2(モニター用付属)・約5,000回測定 |
| 質量・寸法 | 120g(電池含)・122×47×26mm |
| 付属品 | ストラップ、モニター用単4形アルカリ乾電池2本 |
| 標準小売価格 | 13,200円(税別) |
| 価格の目安 | Amazon.co.jp 8,227円、楽天市場 8,349円から(2026年10月21日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 50m測れて、今回の5製品では2番目に安い
- IP54で、ほこりや水しぶきに強い設計
- 保証期間(2年間)内は無償で新品交換(取扱説明書)
⚠️ デメリット・注意点
- 使用温度は0〜40℃で、氷点下の場所では使えない
- Bluetoothなどのデータ転送機能はない(データ転送機能付きは別モデル78168)
シンワ測定には緑のレーザーの「BK50グリーン(78171)」もあるホー。品番が違うから、検索するときは78163を入れるんだホー。
👍 こんな人におすすめ
- 1万円以内で50mまで測れるモデルがほしい
- 単4形乾電池で運用したい
3. サンワサプライ CHE-DM80|94gで80m。1万円台の長距離モデル
パソコン周辺機器や物流用品も扱うサンワサプライのCHE-DM80は、0.05〜80mを測れるレーザー距離計です。製品ページによると精度は±2mm、重量は94g。面積・体積・辺の測定やピタゴラス測定ができ、バックライト付きの液晶、1/4インチの三脚用ネジ穴を備え、メーカーは「現場作業に耐える防塵・防滴性能、IP54仕様」としています。
取扱説明書では、使用可能温度は−5〜40℃、電源は単三アルカリ乾電池2本(テスト用付属)で約10,000回測定。最新20回の測定結果を記録できます。注意点として、取扱説明書は「室内での測定に適しています」としたうえで、湿気やホコリの多い場所、ストーブやヒーターなど熱源の付近での使用・保管を避けるよう求めています。対象年齢は18歳以上、保証期間は6ヶ月です。
| 測定範囲 | 0.05〜80m |
|---|---|
| 精度 | ±2mm |
| レーザー | 赤・650nm・クラス2 |
| 防じん・防水 | IP54(製品ページ) |
| 使用温度 | −5〜40℃ |
| 電源 | 単三アルカリ乾電池×2(テスト用付属)・約10,000回測定 |
| 質量・寸法 | 94g・W47×D114×H32mm |
| 付属品 | ストラップ、収納ケース、単三乾電池(テスト用) |
| 標準価格 | 23,980円(税込) |
| 価格の目安 | 楽天市場 16,255円(送料無料)、Amazon.co.jp 14,974円(価格.comの掲載・送料は要確認)(2026年10月21日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 80mまで測れて、重さは94gと軽い
- 面積・体積・ピタゴラス・ステイクアウトなど機能が多い
- 収納ケースが付属
⚠️ デメリット・注意点
- メーカーは室内での測定向けと案内している
- 取扱説明書はホコリの多い場所での使用・保管を避けるよう求めている
- 保証期間は6ヶ月
「ステイクアウト」は、設定した間隔でアラームが鳴る機能だホー。等間隔の目印を付けるときに便利だホー。
👍 こんな人におすすめ
- 広い屋内倉庫の端から端まで測りたい
- 100g以下の軽いモデルがほしい
4. ボッシュ GLM100-25C|ファインダー付きで100m。屋外のヤードにも
GLM100-25C(製品ページの名称は PRO GLM 100-25 C)は、ズーム機能付きのデジタルビューファインダーを内蔵したレーザー距離計です。ボッシュは「屋外で使用できるプロ用レーザー距離計は、ズーム機能付きデジタルビューファインダーにより、最大100mの距離を正確に測定できます」と説明しています。2.8インチのIPSカラーディスプレイ、傾斜センサー、Bluetooth®も備えます。
取扱説明書によると、レーザー光の直径は測定距離10mで約9mm、100mで約90mm。電源は単3形アルカリ乾電池3本(付属)です。また取扱説明書は、磁石の付いた製品であるため、インプラントやペースメーカーなどの医療機器から遠ざけるよう警告しています。
| 測定範囲 | 0.08〜100m(不利な環境下 0.08〜60m) |
|---|---|
| 精度(標準) | ±1.5mm |
| レーザー | 赤・650nm・クラス2 |
| ファインダー | デジタルビューファインダー(ズーム機能付き) |
| 防じん・防水 | IP54(電池収納部を除く) |
| 使用温度 | −10〜+45℃ |
| 電源 | 単3形アルカリ乾電池×3(付属) |
| 質量・寸法 | 230g(電池含む)・142×64×28mm |
| データ転送 | Bluetooth® Low Energy(MeasureOnアプリ) |
| 推奨小売価格 | 51,000円(税抜) |
| 価格の目安 | ノジマオンライン 31,960円、楽天市場 32,164円(送料無料)(2026年10月21日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 今回の5製品で最長の100m(標準)
- ファインダーで、レーザーが見えにくい屋外でも狙いを付けやすい
- メモリー50件とBluetoothで記録しやすい
⚠️ デメリット・注意点
- 今回の5製品で最も高く、重さも230g
- 価格.comでAmazon.co.jpの出品を確認できなかったため、楽天市場のボタンのみ
👍 こんな人におすすめ
- トラックヤードや敷地など屋外で長い距離を測る
- 天井の高い倉庫で、遠くのはりや壁を狙いたい
5. シンワ測定 L-Measure BK 20 大型液晶 78156|屋内の採寸を3,000円台から
L-Measure BK 20 大型液晶(78156)は、0.3〜20mを測れるコンパクトなレーザー距離計です。メーカーは「コンパクトなサイズで携帯に便利」「セルフタイマー機能」「連続距離測定機能」を特長に挙げ、液晶は BK 50 と同じ黒地に白文字です。
取扱説明書は「本製品は屋内専用です」とし、屋内でも太陽光が直接入り込んでいる場所では正確に測定できないとしています。防水性能はないため、濡らさないように使います。保証期間は購入日から2年間です。
| 測定範囲 | 0.3〜20m |
|---|---|
| 精度 | ±3.0mm(0.3〜10m)、10m以上は±[3.0+0.05×(D−10)]mm |
| レーザー | 620〜690nm・クラス2(JIS C6802:2018) |
| 防じん・防水 | IP40(防水性能は特に保護されていない) |
| 使用温度 | 0〜40℃ |
| 電源 | 単4形アルカリ乾電池×2(モニター用付属)・約5,000回測定 |
| 質量・寸法 | 95g(電池含)・111×38×24mm |
| 標準小売価格 | 6,050円(税別) |
| 価格の目安 | Amazon.co.jp 3,855円、楽天市場 3,960円(送料無料)から(2026年10月21日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 今回の5製品で最も安い3,000円台
- 小さくて軽く、複数の現場や班に配りやすい
- 保証期間は購入日から2年間
⚠️ デメリット・注意点
- 屋内専用で、日が差し込む場所では正確に測れない(取扱説明書)
- 測定範囲は20mまで、防水性能はない
👍 こんな人におすすめ
- 通路幅やラックの間隔など、20m以内の採寸が中心
- 予算を抑えて班ごとに1台ずつ用意したい
レーザー距離計5製品 比較表
| 製品 | 測定範囲 | 精度(標準) | レーザー | 防じん・防水 | 使用温度 | 電源 | 質量 | データ転送 | 価格の目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ボッシュ GLM50-27CG | 0.05〜50m | ±1.5mm | 緑・515nm | IP65※ | −10〜+45℃ | 単3×2 | 170g | Bluetooth | 17,875円〜 |
| シンワ測定 BK 50(78163) | 0.3〜50m | ±2.0mm(10mまで) | 620〜690nm | IP54 | 0〜40℃ | 単4×2 | 120g | なし | 8,227円〜 |
| サンワサプライ CHE-DM80 | 0.05〜80m | ±2mm | 赤・650nm | IP54 | −5〜40℃ | 単3×2 | 94g | なし | 14,974円〜(送料要確認) |
| ボッシュ GLM100-25C | 0.08〜100m | ±1.5mm | 赤・650nm | IP54※ | −10〜+45℃ | 単3×3 | 230g | Bluetooth | 31,960円〜 |
| シンワ測定 BK 20(78156) | 0.3〜20m | ±3.0mm(10mまで) | 620〜690nm | IP40 | 0〜40℃ | 単4×2 | 95g | なし | 3,855円〜 |
※GLM50-27CG の IP65 は電池収納カバーまたはリチウムイオンバッテリーを装着した場合、GLM100-25C の IP54 は電池収納部を除く(各取扱説明書)。レーザーはすべてクラス2。仕様は各メーカーの製品ページ・取扱説明書(2026年10月21日確認)。価格は同日の新品の出品例で、ショップにより異なります。
使うときに守りたい注意点
レーザー光をのぞかない・人に向けない
今回の5製品はすべてクラス2のレーザー製品です。ボッシュの取扱説明書(GLM50-27CG・GLM100-25C)は「レーザー光を人や動物に向けたり、直接のぞいたりしないでください」と警告しています。シンワ測定の取扱説明書(BK 50・BK 20)も「レーザー光をのぞきこまないこと」「レーザー光を人に向けないこと」「子供に使わせないこと」、サンワサプライの取扱説明書(CHE-DM80)も、レーザー照射口をのぞきこまないこと・レーザー光を人に向けないこと、お子さまに使わせないこと(対象年齢18歳以上)、鏡などに当てた反射光で目を痛めるおそれを挙げています。フォークリフトや人が行き来する通路では、通行を止めるか区画してから測りましょう(編集部の考え。フォークリフト事故を止めるも参考に)。
レーザーを当てる面を選ぶ
倉庫では、ストレッチフィルムで巻いた荷や透明のビニールカーテンより、柱・壁・段ボール面など反射しやすい面に当てるほうが安定すると考えられます(編集部の考え。前述のとおり GLM50-27CG の取扱説明書は透明な表面や鏡面では正しく測定されないことがあるとしています)。シンワ測定 BK 50 の取扱説明書は、受信シグナルが弱い・強すぎるエラーのときは白い紙や市販のターゲットプレートを使うよう案内しています。GLM50-27CG の取扱説明書は、日光照射の強い屋外ではレーザーメガネやターゲットパネルを使うか、照準対象面に影を当てると見やすくなるとし、レーザーメガネは保護メガネではないとも注意しています。
寒い倉庫・暖房の近くでは使用温度を守る
シンワ測定の取扱説明書は使用温度・保管温度の範囲を超える環境で使用・保管しないよう求め、BK 50 では温度が低すぎるエラーに「本体を使用温度まで温めてください」と示しています。ボッシュの取扱説明書は、極度に高温・低温になる場所や急激な温度変化のある場所で使用しないよう注意しています。冷凍・冷蔵エリアと常温エリアを行き来する使い方や、ストーブのそばへの置きっぱなしは避けましょう(サンワサプライの取扱説明書も熱源の付近での使用・保管を避けるよう求めています)。
落としたら点検、使わないときは電池を抜く
ボッシュの取扱説明書は、落としたりぶつけたりしたときは破損や亀裂、変形がないかよく確認するよう求めています。シンワ測定とサンワサプライの取扱説明書は、長期間使わないときは電池を抜くよう案内しています。測定値が怪しいときは、メジャーで測った既知の距離と比べると確かめやすくなります(編集部の考え)。
よくある質問
レーザー距離計は屋外でも使えますか?
製品によります。シンワ測定 BK 20 の取扱説明書は「本製品は屋内専用です」とし、BK 50 の取扱説明書の図には「屋内長距離用」とあります。サンワサプライ CHE-DM80 の取扱説明書も「室内での測定に適しています」と案内しています。ボッシュ GLM100-25C は製品ページで屋外で使用できるとし、ズーム機能付きのデジタルビューファインダーを備えています。
冷蔵・冷凍倉庫の中で使えますか?
使用温度の範囲内でのみ使えます。今回の5製品は、ボッシュ GLM50-27CG・GLM100-25C が−10〜+45℃、サンワサプライ CHE-DM80 が−5〜40℃、シンワ測定 BK 50・BK 20 が0〜40℃です。ボッシュの取扱説明書は、急激な温度変化のある場所での使用も避けるよう注意しています。
レーザー光は目に危なくないですか?
今回の5製品はクラス2のレーザー製品で、各社の取扱説明書は、レーザー光をのぞき込まないこと、人に向けないことを警告しています。シンワ測定は子供に使わせないこと、サンワサプライは対象年齢18歳以上で鏡などの反射光にも注意するよう案内しています。
倉庫の通路の幅は何cm必要ですか?
労働安全衛生規則第543条は「機械間又はこれと他の設備との間に設ける通路」を幅80cm以上と定めています。屋内の通路について第542条は「用途に応じた幅を有すること」とし、通路面から高さ1.8m以内に障害物を置かないことも求めています。フォークリフトが通る通路の幅は、これらの条文には数値がないため、使う車両や作業に合わせて事業者が決めます(編集部の整理)。
測った値を記録する方法はありますか?
ボッシュ GLM50-27CG と GLM100-25C は、Bluetooth®でスマートフォンの「MeasureOn」アプリに測定値を送れます。本体のメモリーは GLM50-27CG が30件、GLM100-25C が50件、サンワサプライ CHE-DM80 は最新20回分、シンワ測定 BK 50 は10回分です。
倉庫の中の採寸用にシンワ測定のBK 50を用意して、トラックヤード用にはGLM100-25Cを検討します。
いい分け方だホー。測るときは通路の通行を止めて、レーザーは人に向けないんだホー。寒い日は使用温度も忘れずにだホー。
まとめ
レーザー距離計は、測定範囲・屋内専用か・使用温度と防じん防水・精度・記録機能で選びます。迷ったら緑のレーザーでIP65のボッシュ GLM50-27CG、1万円以内ならシンワ測定 BK 50、1万円台で長い屋内ならサンワサプライ CHE-DM80、屋外のヤードや100mならボッシュ GLM100-25C、屋内の採寸を安く始めるならシンワ測定 BK 20です。
使うときは、レーザーをのぞかない・人に向けない、使用温度を守る、の2つを徹底しましょう。年末の繁忙期に向けた準備全体は物流現場の年末繁忙期チェックリストで確認できます。



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