本記事は倉庫責任者8年の実務経験をもとに、AIツールの作成支援を活用して執筆・編集しています。掲載情報はロジ現場ラボ編集部が確認しています。
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主任、年末の棚卸しに向けてバーコードリーダーを買いたいんです。通販サイトには数千円から5万円超えまであって…。どれも同じじゃないんですか?
そこが落とし穴だホー。たとえば1次元専用の機種は、QRコードを読めないホー。パソコンから離れて棚卸しをするなら、読んだデータを本体にためておける「メモリ機能」も要るホー。
えっ、読めないコードがあるんですか…。何を見て選べばいいんですか?
読むコード、つなぎ方、メモリ、入力の設定、現場の環境の5つだホー。2026年10月時点で買える5台を比べて、現場で使うときの注意点までまとめるホー。
GS1 Japan(一般財団法人流通システム開発センター)は、業務用商品へのバーコード活用のメリットとして「検品、仕分け、梱包のミス防止と省力化」を挙げ、出荷作業の時間を半分に短縮したメーカーや、誤積み・誤出荷を年間100件から10件以内に抑えたメーカーの事例を紹介しています。
当サイトの誤出荷対策の完全ガイドでも、出荷前のバーコード照合検品をもっとも効果の大きい対策に挙げました。入出荷が増え、棚卸しも控える年末前は、手書きや目視の確認をバーコードに置き換える準備に向いています(棚卸しの段取りは棚卸しを効率化する実務ガイド)。
この記事では、棚卸し・入出荷検品・ピッキングに使いやすいバーコードリーダー5台を、読めるコード、接続方式、メモリ、耐久性、価格で比較します。仕様を詳しく公開していて国内で手に入れやすいサンワサプライの4台と、Zebra(ゼブラ)のコード付き1台で、いずれもAmazonと楽天市場で取り扱いがあります。Amazonのプライム感謝祭(2026年は先行セール10月13日〜15日、本セール10月16日〜19日、プライム会員限定)は終了しました。
📌 先に結論|作業別のおすすめ
- 迷ったらこれ・まず1台:サンワサプライ BCR-BT2D15(2次元・3つの接続・メモリ約2万件、26,000円前後)
- 検品台に据え置き:Zebra DS2208(有線USB・1.5mからの落下に耐える設計・IP52、24,000〜27,000円前後)
- 棚卸しで件数を確かめながら:サンワサプライ BCR-BT2D13BK(日本語液晶に読取数・蓄積数を表示)
- JANコードだけ・予算重視:サンワサプライ BCR-BT1D8W(1次元専用・約67.5g、13,000円前後)
- 両手を空けてピッキング:サンワサプライ BCR-BT2D5BK(指に着けるリング型・動作時間約15時間)
倉庫で使うバーコードリーダーの選び方|5つのポイント
① 読むコードを確かめる:1次元か2次元か
バーコードには、JANコードのような1次元と、QRコードのような2次元があります。サンワサプライの「バーコードリーダーの選び方ガイド」は、ITFを「物流商品用コード」、NW-7を宅配便の伝票などに使われるコードとして紹介しています。GS1 Japanによると、JANコードは13桁(短縮タイプは8桁)で、ケース・ボール・パレットなどの集合包装には14桁の「集合包装用商品コード(GTIN-14)」が設定され、ITFシンボルで表示されます。
2次元対応の機種は1次元も読めます。今回の5台のうち、1次元専用のBCR-BT1D8WだけはQRコードを読めません。ロケーションラベルや取引先のラベルにQRコードがある(使う予定がある)なら、2次元対応を選びましょう。
| 作業・場所 | 向いているタイプ | 今回の候補 |
|---|---|---|
| 棚卸しと入出荷検品を1台で(まず1台) | 2次元・ワイヤレス・メモリ付き | サンワサプライ BCR-BT2D15 |
| 検品台・梱包台に据え置き | コード付き(有線USB) | Zebra DS2208 |
| 棚卸しで読んだ件数を確かめたい | 液晶付き・メモリ付き | サンワサプライ BCR-BT2D13BK |
| JANコードやITFだけを読む・予算重視 | 1次元専用・小型 | サンワサプライ BCR-BT1D8W |
| 箱を持ったままピッキング・仕分け | リング型(指に装着) | サンワサプライ BCR-BT2D5BK |
② つなぎ方は「どこで読むか」で決める
サンワサプライの選び方ガイドは、有線の利点を「電池切れの心配がない」「接続がかんたん、安定する」、無線の利点を「電波の届く範囲なら、取り回しが自由」「Bluetooth接続の場合、タブレットやスマートフォンとも接続できる」としています(無線は充電が必要)。検品台に据え置くなら有線、棚の前を回る棚卸しやピッキングなら無線が向いています。
無線には、パソコンに専用レシーバーを挿す2.4GHzワイヤレスと、スマホにもつながるBluetoothがあります。メーカー仕様の通信範囲は、BCR-BT2D15がBluetooth約30m(Class1)・2.4GHz約60m、BCR-BT2D13BKがBluetooth約10m(Class2)・2.4GHz約60m。サンワサプライの取扱説明書は、鉄筋コンクリートや人の体などを挟むと通信できなくなる場合があるとしています。
③ 棚卸しには「メモリ機能」が必要
パソコンから離れた棚の前で読み取り、あとでまとめて転送するには、本体にデータをためるメモリ機能が必要です(サンワサプライの選び方ガイド)。BCR-BT2D15のメモリは350KBで、メーカーによるとEAN-13(13桁のJANコード)のバーコードを約2万件保存できます。BCR-BT2D13BKとBCR-BT1D8Wは16MB、リング型のBCR-BT2D5BKは2MBです。
④ 入力のしくみ:キーボードと同じように入力される
今回のサンワサプライの4台はUSB HID(キーボードと同じ扱い)で、Excelなどを開いておけば、カーソルの位置に読み取った内容が入力されます。同社のQ&Aによると初期設定では読み取り後に改行(Enter)が入り、BCR-BT2D15は取扱説明書の設定コードでTABなどに変えられます。
記号が別の文字になるときは、キーボードの言語設定を確認します(BCR-BT2D13BKは液晶のメニューで日本語・US式などを選択、DS2208は90種類以上の国際キーボードに対応)。BCR-BT2D15の日本語QRの出力はWindowsのみで、iPhone・iPad・Androidには日本語を出力できません。Windows 11のメモ帳では一部の文字が欠ける場合があるとして、サンワサプライはExcelなどでの確認を案内しています。
⑤ 現場の環境:落下・ほこり・温度・電池
ZebraのDS2208は1.5mの高さからコンクリートへの複数回の落下に耐える設計で保護等級IP52、BCR-BT2D15とBCR-BT2D5BKは防塵防水IP42です。見落としやすいのが動作温度で、DS2208とBCR-BT2D13BKは0〜50℃(ほかの3台は公表なし)。マイナスになる冷凍庫の中は範囲外なので、冷凍・冷蔵倉庫で使うなら、低温で使える機種をメーカーや販売店に相談しましょう。メーカー仕様の動作時間は、BCR-BT2D15とBCR-BT2D13BKが約12時間、BCR-BT2D5BKが約15時間、BCR-BT1D8Wが約6.5時間です。
倉庫・物流現場のバーコードリーダーおすすめ5選【2026年版】
2026年10月時点で、Amazonと楽天市場での取り扱いを確認できた5製品です。仕様はメーカーの仕様表・取扱説明書の公表値、価格は2026年10月時点の目安です。
1. サンワサプライ BCR-BT2D15|3つの接続とメモリ約2万件。迷ったらこの1台
棚卸しにも入出荷の検品にも1台で使いたいなら、サンワサプライのBCR-BT2D15。1次元(JAN、ITF、CODE39、NW-7など)と2次元(QRコード、DataMatrixなど)の両方を読め、Bluetooth・2.4GHzワイヤレス・USB有線の3つの方法で接続できます。スマホの画面に表示したコードも読み取れます。
メモリ(350KB)には、メーカーによるとEAN-13のバーコードを約2万件保存でき、あとで一括転送できます。保存件数の出力や、読み取った日時を付ける設定もあります(取扱説明書)。置くだけで充電できるクレードル付きで、2.4GHz用のレシーバーもクレードルに収納可能。防塵防水はIP42ですが、メーカーは雨の中での使用には適していないとしています。読み取りを振動で知らせる機能もあり、メーカーは機械音が大きい工場などにも勧めています。
| タイプ | ガングリップ型・ワイヤレス2次元(充電クレードル付き) |
|---|---|
| 読めるコード | 1次元(JAN、ITF、CODE39、NW-7など)・2次元(QRコード、DataMatrixなど) |
| 接続 | Bluetooth 4.2(Class1・約30m)/2.4GHzワイヤレス(約60m)/USB有線(USB HID) |
| メモリ | 350KB(EAN-13で約2万件) |
| 電源・動作時間 | 内蔵バッテリー 2,000mAh、連続使用 約12時間(充電 約7時間) |
| 防塵防水 | IP42 |
| サイズ・重量 | W75×D167×H88mm・約184g(本体) |
| 付属品 | 充電クレードル、レシーバー、USBケーブル |
| 保証期間 | 1年 |
| 参考価格 | 26,000円前後(Amazon 26,482円、楽天市場 24,518円〜、2026年10月時点)/標準価格 37,400円(税込) |
✅ メリット
- Bluetooth・2.4GHz・USBの3つの接続を使い分けられる
- メモリにEAN-13で約2万件。棚卸しにも使える
- 充電クレードル付き、防塵防水IP42
⚠️ デメリット・注意点
- 液晶はなく、読み取った内容を本体で確かめられない
- 日本語QRの出力はWindowsのみ(iOS・Androidは非対応)
メモリにためたデータは、パソコンに出力して件数を確かめてから消すんだホー。消す前のひと手間が、データの取りこぼしを防ぐホー。
👍 こんな人におすすめ
- 棚卸しと入出荷検品の両方に1台で使いたい現場
- パソコンとスマホ・タブレットの両方につなぎたい人
2. Zebra DS2208|検品台に据え置くならコード付き。1.5m落下に耐える設計
梱包台や検品台にパソコンを置いて入出荷の検品をするなら、Zebra(ゼブラ)のDS2208。USBでつなぐコード付きの2次元イメージャで、充電の手間がありません。メーカーの仕様書は「低コストとシンプルさを実現」とし、1.5mの高さからコンクリートへの複数回の落下に耐える設計、保護等級IP52としています。
Zebraによると、別売のスタンド(インテリスタンド)に立てるとハンズフリーでも使えます。90種類以上の国際キーボードに対応し、保証期間は仕様書で出荷日から60か月(Zebraの保証条項による)。出品によってUSBケーブルやスタンドの有無が違うので、注文前にセット内容を確かめましょう。
| タイプ | ガングリップ型・コード付き2次元イメージャ |
|---|---|
| 読めるコード | 1次元(UPC/EAN、コード39、コード128、NW7など)・2次元(QRコード、DataMatrixなど) |
| 接続 | USB(ほかにRS232、キーボードウェッジ) |
| 耐久性 | 1.5mからコンクリートへの複数回落下に耐える設計/IP52 |
| 動作温度 | 0〜50℃ |
| サイズ・重量 | 高さ16.5×幅6.6×奥行9.9cm・161.6g |
| 保証期間 | 出荷日から60か月(Zebraの保証条項による) |
| 参考価格 | 24,000〜27,000円前後(Amazon 24,500〜27,270円、楽天市場 23,980円〜、2026年10月時点)※セット内容は出品により異なる |
✅ メリット
- コード付きで電池切れがなく、検品台で一日中使える
- 1.5mからの落下に耐える設計とIP52
- スタンドに立ててハンズフリーでも使える
⚠️ デメリット・注意点
- コード付きなので、パソコンから離れた棚の前で読む棚卸しには向かない
- 出品によってケーブル・スタンドの有無が違う
ケーブルは床に垂らさず、台の上で取り回すんだホー。足や台車に引っかけると、スキャナごと落とす原因になるホー。
👍 こんな人におすすめ
- 検品台・梱包台で入荷・出荷の検品をする現場
- バッテリーの充電管理をしたくない人
3. サンワサプライ BCR-BT2D13BK|液晶で読んだ内容と件数を確認。棚卸し向き
棚卸しで、パソコンから離れて大量に読み取るなら、日本語表示の液晶が付いたBCR-BT2D13BK。取扱説明書によると、液晶には読み込んだバーコードの内容、読取数、メモリに保存した蓄積数、電池残量などが表示され、パソコンの画面を見に戻らずに確かめられます。
液晶のメニューで、直前に保存したデータを1件だけ削除することもできます(取扱説明書)。メモリは16MB。接続はBluetooth(Class2・約10m)、2.4GHzワイヤレス(約60m)、USB有線の3つで、動作時間は約12時間。キーボードの言語(日本語・US式など)も液晶のメニューで切り替えられます。
| タイプ | ガングリップ型・ワイヤレス2次元(日本語液晶付き) |
|---|---|
| 読めるコード | 1次元(JAN、ITF、CODE39、NW-7など)・2次元(QRコード、DataMatrixなど) |
| 接続 | Bluetooth 5.0(Class2・約10m)/2.4GHzワイヤレス(約60m)/USB有線(USB HID) |
| メモリ | 16MB |
| 液晶の表示 | 読み込んだ内容、読取数、蓄積数、電池残量、時刻、接続方式など |
| 動作時間 | 約12時間(充電 約6時間) |
| 動作環境 | 0〜50℃、湿度5〜95%(結露なきこと) |
| サイズ・重量 | W169×D93×H64mm・約200g |
| 保証期間 | 1年 |
| 参考価格 | 27,000円前後(Amazon 26,532円、楽天市場 26,300円〜、2026年10月時点)/標準価格 41,800円(税込) |
✅ メリット
- 読み取った内容と件数を液晶で確かめられる
- 直前の1件だけを削除でき、二重読みをその場で直せる
- 3つの接続とメモリ16MB
⚠️ デメリット・注意点
- Bluetoothの通信範囲は約10m(Class2)で、BCR-BT2D15(約30m)より短い
- 防塵防水の等級は仕様表に記載がない
ロケーションを1つ数え終えるたびに「蓄積数」を確かめてから次へ進むんだホー。読み漏れや二重読みに、その場で気づけるホー。
👍 こんな人におすすめ
- 棚卸しで、パソコンから離れて大量に読み取る現場
- 読み取った内容をその場で確かめたい人
4. サンワサプライ BCR-BT1D8W|JANコードだけなら。約67.5gの小型・13,000円前後
JANコードや段ボールのITF、CODE39など1次元バーコードだけを読むなら、BCR-BT1D8W。約W110×D40×H18.6mm・約67.5gの小型で、ストラップも付属します。BluetoothとUSB有線でつなげ、メモリ(16MB)を内蔵しているので、メーカーは「データコレクターとしても使用できる」としています。
ただしQRコードなどの2次元コードは読めません。動作時間も約6.5時間(満充電まで約4時間)と、今回のガングリップ型(約12時間)より短めです。
| タイプ | 小型・1次元専用(CCD) |
|---|---|
| 読めるコード | 1次元(JAN、ITF、CODE39、NW-7など)※2次元コードは不可 |
| 接続 | Bluetooth 5.2/USB有線(USB HID・Bluetooth HID) |
| メモリ | 16MB |
| 動作時間 | 約6.5時間(満充電 約4時間) |
| サイズ・重量 | 約W110×D40×H18.6mm・約67.5g |
| 付属品 | 充電ケーブル、ストラップ |
| 保証期間 | 1年 |
| 参考価格 | 13,000円前後(Amazon 13,900円、楽天市場 9,130円〜、2026年10月時点)/標準価格 14,300円(税込) |
✅ メリット
- 約67.5gの小型で、持ち歩きやすい
- 13,000円前後と、今回の5台でもっとも手頃
- メモリ16MBで、棚卸しのデータコレクターにも
⚠️ デメリット・注意点
- QRコードなどの2次元コードは読めない
- 動作時間は約6.5時間と短め
1次元専用は、QRコードを読めないホー。買う前に、現場のラベルに何のコードが付いているかを確かめるんだホー。
👍 こんな人におすすめ
- JANコードやITFの1次元バーコードだけを読む現場
- 小型の機種で棚の前を回りたい人
5. サンワサプライ BCR-BT2D5BK|指に着けて両手が空く。ピッキング・仕分けに
箱を両手で持ったまま読み取りたいピッキングや仕分けには、指に着けるリング型のBCR-BT2D5BK。人差し指にベルトで固定し、タッチ式のボタンで読み取ります。ボタンは左右両側にあり、利き手に合わせて使えます。1次元・2次元の両方に対応し、メーカーは「ハンズフリーでの作業が可能で倉庫内での作業効率がアップ」としています。
接続はBluetooth(Class2・約10m)で、スマホやタブレットにもつなげます。動作時間約15時間、メモリ2MB、耐衝撃(落下)1.5m、防塵防水IP42(メーカー仕様)。作業後は充電クレードルに置くだけで充電でき、クレードルは最大4つまで連結できます。価格は今回でもっとも高いので、まずピッキング担当の人数分から試すのが現実的です(動線の見直しはピッキング作業を速くする7つの改善策)。
| タイプ | リング型(指に装着)・2次元 |
|---|---|
| 読めるコード | 1次元(JAN、ITF、CODE39など)・2次元(QRコード、DataMatrixなど) |
| 接続 | Bluetooth 5.0(Class2・約10m) |
| メモリ | 2MB |
| 動作時間 | 約15時間(充電 約4.5時間) |
| 耐久性 | 耐衝撃(落下)1.5m、防塵防水IP42 |
| 付属品 | ベルト、充電ケーブル、充電クレードル |
| 保証期間 | 1年 |
| 参考価格 | 5万〜7万円前後(Amazon 53,610円、楽天市場 51,650円〜、2026年10月時点)/標準価格 88,000円(税込) |
✅ メリット
- 指に着けるので、箱を持ったまま読み取れる
- 動作時間約15時間、クレードルに置くだけで充電
- 耐衝撃1.5m・IP42
⚠️ デメリット・注意点
- 5万円以上と、今回の5台でもっとも高い
- Bluetoothの通信範囲は約10m。つなぐ端末を近くに置く必要がある
ベルトがゆるいと、作業中にずれたり落としたりするホー。作業を始める前に、指にしっかり固定できているか確かめるんだホー。
👍 こんな人におすすめ
- 箱を持ったまま読み取りたいピッキング・仕分けの現場
- スマホやタブレットのアプリで作業している現場
この5台以外の候補
- サンワサプライ BCR-BT2D14BK:液晶付きの小型モバイル型。Bluetooth・2.4GHz・USBの3つの接続、メモリ内蔵、約14時間動作(メーカー)。標準価格57,200円(税込)。
- Zebra DS2278:DS2208のコードレス(Bluetooth)版。2,400mAhのバッテリーで、1回の充電あたり分速60回のスキャンなら110,000回(メーカー仕様)。保証期間は36か月。楽天市場では5万円台から(2026年10月時点)。
- 5,000円前後の海外ブランドのワイヤレス機:選ぶなら、技適マーク、日本語の取扱説明書、保証、メモリの件数を確かめましょう。
バーコードリーダー5台 比較表
| 製品名 | タイプ | 読めるコード | 接続 | メモリ | 動作時間 | 耐久性 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| サンワサプライ BCR-BT2D15 | ガングリップ・充電クレードル付き | 1次元・2次元 | Bluetooth/2.4GHz/USB | 約2万件(EAN-13) | 約12時間 | IP42 | 26,000円前後 |
| Zebra DS2208 | ガングリップ・コード付き | 1次元・2次元 | USB(有線) | - | -(電池なし) | 1.5m落下に耐える設計・IP52 | 24,000〜27,000円前後 |
| サンワサプライ BCR-BT2D13BK | ガングリップ・液晶付き | 1次元・2次元 | Bluetooth/2.4GHz/USB | 16MB | 約12時間 | 仕様表に記載なし | 27,000円前後 |
| サンワサプライ BCR-BT1D8W | 小型 | 1次元のみ | Bluetooth/USB | 16MB | 約6.5時間 | 仕様表に記載なし | 13,000円前後 |
| サンワサプライ BCR-BT2D5BK | リング型 | 1次元・2次元 | Bluetooth | 2MB | 約15時間 | 耐衝撃1.5m・IP42 | 5万〜7万円前後 |
※仕様はメーカー公表値、価格は2026年10月時点の目安です。通信範囲・動作時間は使用環境で変わります。QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
バーコードリーダーを現場で使う5つの注意点
自社のラベルで読めるか試してから台数をそろえる
同じ2次元対応でも、印字のかすれ、小さなバーコード、光沢のあるラベルなどで読みやすさは変わります。まず1台で、自社の商品ラベルやロケーションラベル、取引先から届くラベルを読んでみてから、台数をそろえましょう。サンワサプライは法人向けに、動作検証を目的とした検証機の貸し出しを受け付けています(レンタルサービスではありません)。
スキャン部の光をのぞき込まない・人の目に向けない
サンワサプライの取扱説明書は、スキャン部の光を肉眼で見たり、他人の顔や目に向けて照射したりしないよう注意しています。読み取るとき以外は、スキャン部を床や棚に向けておきましょう。
無線の機種は「技適マーク」を確かめる
総務省の「技適マークのQ&A」は、Bluetoothの機器などは技適マークが付いていれば無線局の免許を受けずに使える一方、技適マークが付いていない無線機を使用すると電波法違反になる場合があるとしています(1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象)。海外から取り寄せた無線機や格安品は、購入前に技適マークを確かめましょう。
電波の干渉に気をつける
BluetoothとWi-Fi(IEEE802.11g/b)は同じ2.4GHz帯を使うため、近くで使うと通信速度が落ちたり、つながらなくなったりする場合があります。サンワサプライの取扱説明書は、工場の製造ラインなどで使われる移動体識別用の構内無線局が近くで運用されていないか、使用前に確かめるよう求めています。RFIDを使う現場は、導入前に担当部署に確認しましょう。
メモリのデータは件数を確かめてから消す。結露にも注意
メモリにためたデータは、パソコンに出力して件数を確かめてから本体から削除します(BCR-BT2D15は保存件数を出力でき、BCR-BT2D13BKは液晶に蓄積数を表示)。冷凍庫と常温の作業場を行き来すると結露しやすく、BCR-BT2D13BKの動作環境は「結露なきこと」が条件です。
よくある質問
1次元と2次元、どちらのバーコードリーダーを選べばいいですか?
QRコードやDataMatrixなどの2次元コードを読むなら、2次元対応の機種を選びます。2次元対応の機種はJANコードなどの1次元バーコードも読めます。JANコードやITFだけなら1次元専用の機種でもよく、今回のBCR-BT1D8W(13,000円前後)は1次元専用です。ただしQRコードは読めません。
スマホやタブレットにつないで使えますか?
Bluetoothに対応した機種なら、スマホやタブレットにつなげます。今回はDS2208以外の4台が対応しています。ただしサンワサプライによると、同社の日本語QR対応機でも、日本語の出力はiPhone・iPad・Androidではできません。つながらない端末もあるので、メーカーの対応機種も確認しましょう。
棚卸しで、パソコンから離れた場所でも読み取れますか?
メモリ機能のある機種なら、本体にデータをためておき、あとでまとめてパソコンに転送できます。BCR-BT2D15はEAN-13で約2万件分(メーカー)、BCR-BT2D13BKとBCR-BT1D8Wは16MBです。転送したら、件数を確かめてから本体のデータを消しましょう。
読み取ったデータの記号がおかしい・文字化けするのはなぜですか?
キーボードの言語の設定がパソコンと合っていない可能性があります。BCR-BT2D13BKは液晶のメニューで日本語・US式などを選べます。漢字やひらがなを含む日本語のQRコードは日本語QR対応の機種で読み、作成時の文字コード(UTF-8・Shift-JIS)も確認します(サンワサプライのQ&A)。Windows 11のメモ帳では一部の文字が欠ける場合があるため、Excelなどで確認しましょう。
冷凍倉庫の中で使えますか?
今回の機種のうち、ZebraのDS2208とサンワサプライのBCR-BT2D13BKは動作温度が0〜50℃で、マイナスになる冷凍庫の中は範囲外です。ほかの3台は動作温度の公表がなく、サンワサプライの取扱説明書は急激な温度変化のある場所で使用・保管しないよう注意しています。冷凍・冷蔵倉庫で使うなら、低温で使える機種をメーカーや販売店に相談しましょう。
数千円の安いワイヤレスのバーコードリーダーでも大丈夫ですか?
使い方によっては足りる場合もありますが、無線の機種は技適マークの有無を必ず確かめてください。総務省は、技適マークが付いていない無線機を使用すると電波法違反になる場合があるとしています。あわせて日本語の取扱説明書、保証、メモリの件数、自社のラベルを読めるかも確認しましょう。
検品台にはDS2208、棚卸し用にBCR-BT2D13BKを申請してみます! その前に、うちのラベルで読めるか1台で試してみます。
いい順番だホー。読むコードを確かめる、つなぎ方を決める、棚卸しはメモリの件数を確かめてから消す。この3つで、年末の棚卸しと繁忙期の検品を乗り切るホー。
まとめ
倉庫のバーコードリーダーは、読むコード(1次元か2次元か)、つなぎ方、棚卸しに使うメモリ、入力の設定、現場の環境(落下・ほこり・温度・電池)で選ぶのが近道です。まず1台ならサンワサプライ BCR-BT2D15、検品台にはZebra DS2208、件数を確かめながらの棚卸しにはBCR-BT2D13BK、JANコードだけならBCR-BT1D8W、両手を空けたいピッキングにはBCR-BT2D5BKがおすすめです。
導入するときは、自社のラベルで読めるかを試してから台数をそろえ、スキャン部の光を人の目に向けない、無線の機種は技適マークを確かめる、冷凍庫では動作温度を守る。この基本を押さえて、年末の棚卸しと繁忙期の検品をバーコードで進めましょう。



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