本記事は倉庫責任者8年の実務経験をもとに、AIツールの作成支援を活用して執筆・編集しています。掲載情報はロジ現場ラボ編集部が確認しています。
本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。
本記事は倉庫責任者8年の実務経験をもとに、AIツールの作成支援を活用して執筆・編集しています。掲載情報はロジ現場ラボ編集部が確認しています。
主任、年末の出荷が増える前に、荷札や出荷ラベルの手書きをやめたいんです。でもラベルプリンターって、1万円台から10万円近くまであって…。何が違うんですか?
まず「ラベルの大きさ」を決めないと選べないホー。たとえば幅62mmまでの機種では、4×6インチ(約102×152mm)の大きな出荷ラベルは作れないホー。
えっ、幅で決まっちゃうんですか? 買ってから気づいたら大変です…。
ラベルの大きさ、ラベルの持ち、つなぎ方、カッター、置く場所の温度の5つを見るホー。2026年10月時点で買えるブラザーの5台を比べて、現場での注意点までまとめるホー。
ブラザーの導入事例(野水鋼業株式会社の商品センター)では、事務所にプリンターが1台しかなく、出荷指示書や現品票を人が現場まで運んでいたため、指示書運びだけで「2日でフルマラソンに相当する距離を歩く」ほどの負担だったと紹介されています。現場に複合機とラベルプリンターを置き、指示書のQRコードを読み取って必要な枚数の現品票をその場で発行するようにした成果として、「作業時間は半分以下になった」とされています(メーカーの事例。使われたラベルプリンターはTD-4550DNWBで、本記事の機種ではありません)。
当サイトのバーコードリーダーおすすめ5選は「読み取る側」でした。この記事は「印字する側」で、出荷ラベル・荷札・バーコードラベルを現場で印刷するラベルプリンター5台を、ラベルの大きさ、接続方式、カッター、動作温度、価格で比較します。仕様をメーカー公式ページで確認できたブラザーの感熱式5台です。
Amazonで取り扱いを確認できたのはQL-820NWBcとQL-800の2台で、残りの3台は楽天市場で確認できました。Amazonのプライム感謝祭(2026年は先行セール10月13日〜15日、本セール10月16日〜19日、プライム会員限定)は終了しました。
📌 先に結論|作業別のおすすめ
- 迷ったらこれ・62mm幅まで:ブラザー QL-820NWBc(USB・LAN・Wi-Fi・Bluetooth、26,000円前後)
- パソコン1台につなぐだけ・予算重視:ブラザー QL-800(USBのみ、16,000円前後)
- 4×6インチの出荷ラベルを5万円以下で:ブラザー QL-1115NWB(幅102mmまで・オートカッター標準、43,000円前後)
- コマンド連携・大量発行に(63mm幅):ブラザー TD-2350D(ZPL II互換・300dpi、59,000円前後〜)
- 4インチ幅を本格運用:ブラザー TD-4425DN(有線LAN・ロール外径127mm、9万円前後〜)
倉庫・出荷現場のラベルプリンターの選び方|5つのポイント
① ラベルの大きさ:幅62mmまでか、4インチ幅(約102mm)か
最初に決めるのはラベルの大きさです。今回のQL-820NWBcとQL-800は、ラベル幅23〜62mm(最大印字幅58.93mm)。宛名ラベル、荷札、商品・棚のバーコードラベルには十分ですが、4×6インチ(約102×152mm)の大きな出荷ラベルは作れません。
4×6インチ前後を作るなら、4インチ幅に対応した機種が必要です。ブラザーの消耗品ページでは、QL-1115NWB用のDT-241が102×152mm(200枚)、TD-4425DN用のRD-S02J1が102×152mm(3ロールで276枚)として載っています。TD-2350Dはラベル幅15〜63mmまでです。
| 作る・貼るもの | 必要なラベル幅の目安 | 今回の候補 |
|---|---|---|
| 宛名・荷札・バーコードをまず1台で | 幅62mmまで | ブラザー QL-820NWBc |
| 1台のパソコンにつないで宛名・荷札を刷る | 幅62mmまで | ブラザー QL-800 |
| 4×6インチ(約102×152mm)の出荷ラベル | 4インチ幅(102mm) | ブラザー QL-1115NWB/TD-4425DN |
| 小さめの現品票・ロケーションラベルを大量に | 幅63mmまで | ブラザー TD-2350D |
② 感熱式のラベルは、日光・熱・摩擦で変色する
今回の5台はすべて感熱式です。ブラザーの解説によると、感熱ラベルはインクが不要で取り扱いが簡単な一方、「時間経過や日光にあたると、変色したり文字が消えてしまう」うえ、擦れなどの摩擦熱にも弱いとされています。数日のうちに貼って出荷するラベルには向きますが、長く貼りっぱなしの棚札や、日なたに置く荷札には向きません。その用途は、インクリボンを使う熱転写式(ブラザーには熱転写/感熱兼用の4インチ機もあります)やラミネートテープのラベルライターを検討しましょう。
③ つなぎ方:USB・有線LAN・Wi-Fi・Bluetooth
パソコン1台専用ならUSBで足ります。検品台が複数ある、事務所と現場で共有したい場合は有線LANやWi-Fi、スマホやタブレットから印刷するならBluetoothやWi-Fiの出番です。QL-800はUSBのみ、TD-4425DNはUSB・有線LAN・RS-232C(無線なし)と、対応は機種で違います。ラベル作成ソフトのP-touch Editorは無償で、ブラザーのサイトからダウンロードして使います。TD-2350DとTD-4425DNはZPL II互換・SBPL互換のコマンドにも対応し(メーカー仕様)、これらで印刷する既存システムとつなぎやすい設計です。ただしブラザーの注記によると、ZPL II(互換)で日本語を印刷するには、日本語フォントのダウンロードが必要です。
④ カッターと用紙:QLは自動カッター内蔵、TD-4425DNは別売
QL-820NWBc・QL-800・QL-1115NWBは自動カッターを内蔵しています。TD-4425DNとTD-2350Dは標準が手で切る方式(ティアバー/ティアオフ)で、自動カッターは別売です。TD-2350DとTD-4425DNは最大ロール外径127mmのロールを使えるため、ロール交換の回数を減らせます。この2台はラベル用紙が同梱されないので、別に買います。
⑤ 置く場所の温度と、電波
見落としやすいのが動作温度です。メーカー仕様の動作温度は、QL-820NWBc・QL-800・QL-1115NWBが10〜35℃、TD-2350DとTD-4425DNが5〜40℃で、いずれも「結露なきこと」が条件です。マイナスになる冷凍庫の中は範囲外で、冬場の寒い荷さばき場や暖房のない倉庫でも、下限を下回る場合があります(寒さ対策は倉庫の寒さ対策 完全ガイド)。
倉庫・出荷現場のラベルプリンターおすすめ5選【2026年版】
Amazonまたは楽天市場での取り扱いを確認できたブラザーの5製品です。仕様はブラザー公式ページの仕様表・消耗品ページの公表値、価格は2026年10月時点の目安です。
1. ブラザー QL-820NWBc|62mm幅の定番。USB・LAN・Wi-Fi・Bluetoothの4つの接続
宛名ラベルや荷札、バーコードラベルを62mm幅までで作るなら、ブラザーのQL-820NWBcから。接続はUSB、有線LAN、Wi-Fi、Bluetoothの4種類で、パソコンから共有して使うことも、スマホから印刷することもできます(スマホ印刷はブラザーの製品一覧に記載)。
解像度は300dpi、最大176mm/秒で、カッターは本体に内蔵の自動式。同梱のお試しラベルは宛名ラベル(29×90mm・100枚)と幅62mmの長尺2色テープ(5m巻)です。注意点は、62mm幅までなので4×6インチの大きな出荷ラベルは作れないことと、動作温度が10〜35℃であることです。
| タイプ | 感熱式ラベルプリンター(デスクトップ・62mm幅対応) |
|---|---|
| ラベル幅・長さ | 幅23〜62mm/長さ12.7〜1,000mm(最大印字幅58.93mm) |
| 解像度・印字速度 | 300dpi/最大176mm/秒 |
| カッター | 本体内蔵の自動式 |
| 接続 | USB/有線LAN/Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)/Bluetooth v5.2 |
| サイズ・重量 | 約W125×D234×H145mm・約1.16kg |
| 電源 | AC100-240V(ACアダプター) |
| 動作温度・湿度 | 10〜35℃/20〜80%(結露なきこと) |
| 同梱品 | お試しDKラベル・DKテープ(幅62mm長尺2色テープ5m巻)各1本、USBケーブル(1.8m)、電源コード、ACアダプター |
| 参考価格 | 26,000円前後(Amazon 25,680円、楽天市場 25,960円〜、2026年10月時点) |
✅ メリット
- USB・有線LAN・Wi-Fi・Bluetoothの4つで接続できる
- 300dpi・最大176mm/秒の印字(メーカー値)
- 自動カッター内蔵。2万円台で買える
⚠️ デメリット・注意点
- 62mm幅までで、4×6インチの出荷ラベルは作れない
- 動作温度は10〜35℃。冷凍庫や冷え込む場所では使えない
ラベルプリンターは、検品台の上の暖かい場所に置くんだホー。寒い荷さばき場に出しっぱなしにすると、動作温度の範囲を外れるホー。
👍 こんな人におすすめ
- 宛名・荷札・バーコードラベルを62mm幅までで作りたい現場
- パソコンとスマホの両方から印刷したい人
2. ブラザー QL-800|USBでつなぐだけ。1.6万円前後の入門機
パソコン1台につないで、宛名ラベルや荷札、棚のバーコードラベルを刷るだけなら、QL-800で足ります。インターフェイスはUSBのみで、ラベル幅は23〜62mm、300dpi、最大148mm/秒。自動カッターを内蔵し、お試しラベルが同梱されています。
2万円を切る価格が魅力ですが、ネットワークや無線の機能はありません。複数人で共有したい、スマホから印刷したい場合はQL-820NWBcへ。製品ページの仕様表のOS欄は「Windows 10まで・Mac OS X 10.12まで」の記載なので、新しいOSで使うなら、ブラザーのダウンロードページで対応を確認してください。
| タイプ | 感熱式ラベルプリンター(デスクトップ・62mm幅対応・USB接続) |
|---|---|
| ラベル幅・長さ | 幅23〜62mm/長さ12.7〜1,000mm(最大印字幅58.93mm) |
| 解像度・印字速度 | 300dpi/最大148mm/秒 |
| カッター | 本体内蔵の自動式 |
| 接続 | USB 2.0(Bタイプ)のみ |
| サイズ・重量 | 約W125×D213×H142mm・約1.15kg |
| 電源 | AC100V |
| 動作温度・湿度 | 10〜35℃/20〜80%(結露なきこと) |
| 同梱品 | お試しDKラベル・DKテープ(幅62mm長尺2色テープ5m巻)各1本、USBケーブル(1.8m)、電源コード |
| 参考価格 | 16,000円前後(Amazon 15,350円〜、楽天市場 15,730円〜、2026年10月時点) |
✅ メリット
- 16,000円前後と、今回の5台でもっとも手頃
- 自動カッター内蔵で、ラベルを1枚ずつ切り離せる
- 300dpiで、小さな文字やバーコードも印字できる
⚠️ デメリット・注意点
- USBのみで、ネットワーク共有や無線接続はできない
- 製品ページの対応OS欄が古い(最新OSはダウンロードページで確認)
ラベルが無駄になるのは、サイズ設定の間違いが多いホー。最初は1枚だけ試し刷りして、サイズを確かめるホー。
👍 こんな人におすすめ
- パソコン1台につないで、宛名・荷札を刷る現場
- 予算を抑えて、まず試したい人
3. ブラザー QL-1115NWB|4インチ幅(102mm)を5万円以下で。4×6インチの出荷ラベルに
4×6インチの出荷ラベルを、できるだけ予算を抑えて作りたいならQL-1115NWB。ラベル幅は23〜102mm(最大印字幅98.6mm)、ラベル長は25.4〜1,000mmです。ブラザーの消耗品ページには、専用のプレカットラベルDT-241(102×152mm・200枚)が載っています。
USB、USBホスト、有線LAN、Wi-Fi、Bluetoothを標準搭載し、自動カッターも標準です。メーカーは「お薬手帳ラベル印刷に最適」とした機種ですが、4インチ幅(DTロール)を使える点は物流でも活かせます。弱点は、印字速度が最高110mm/秒と今回の中で遅めなこと、仕様表の対応OS欄がWindowsのみの記載であること、DTラベルが3本単位の販売であることです。
| タイプ | 感熱式ラベルプリンター(デスクトップ・4インチ幅対応) |
|---|---|
| ラベル幅・長さ | 幅23〜102mm/長さ25.4〜1,000mm(最大印字幅98.6mm) |
| 解像度・印字速度 | 300dpi/最高110mm/秒 |
| カッター | 自動(フルカット)カッター標準 |
| 接続 | USB/USBホスト/有線LAN/Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)/Bluetooth v2.1+EDR |
| サイズ・重量 | 約W170×D222×H151mm・約1.74kg |
| 電源 | AC100V |
| 動作温度・湿度 | 10〜35℃/20〜80%(結露なきこと) |
| 4×6インチ向けの消耗品 | DT-241 プレカットラベル 102×152mm・200枚(3本単位で販売) |
| 同梱品 | お試しDTロール1本(幅90mm長尺紙テープ6m巻)、USBケーブル(1.8m)、電源コード、ロールシャフト、ロールシャフトガイド |
| 参考価格 | 43,000円前後(楽天市場 42,922円〜、2026年10月時点) |
✅ メリット
- 4インチ幅(最大印字幅98.6mm)で、4×6インチの出荷ラベルを作れる
- 自動カッター標準。接続はUSB・LAN・Wi-Fi・Bluetoothと豊富
- 43,000円前後と、4インチ幅の機種では手が届きやすい
⚠️ デメリット・注意点
- 印字速度は最高110mm/秒と、今回の5台では遅め
- 仕様表の対応OS欄はWindowsのみ。本体のAmazon取り扱いは確認できなかった
大きなラベルは、箱の貼る位置を先に決めておくんだホー。貼る場所がバラバラだと、読み取りも仕分けも遅くなるホー。
👍 こんな人におすすめ
- 4×6インチ(約102×152mm)の出荷ラベルを作りたい現場
- 4インチ幅の機種を5万円以下で導入したい人
4. ブラザー TD-2350D|63mm幅。ZPL II互換・300dpi、大量発行の業務向け
現品票やロケーションラベル、商品ラベルを大量に発行する現場には、業務向けのTD-2350D。用紙幅は15〜63mm、300dpi、最高152mm/秒。モノクロ液晶を備え、USB(Type-C)、有線LAN、Wi-Fi、Bluetooth 5.2などで接続できます。
特徴は、ZPL II互換・SBPL互換のプリンター制御コマンドに対応していること。メモリは32MBで、最大255のテンプレートを転送できます。カッター(PA-CU-007)は別売。ブラザーの注記は、1インチ以下の用紙長のとき低温環境や低粘着性のラベルでは搬送性に影響が出る場合があるとしています。冬場に小さなラベルを使うなら、事前に試しましょう。
| タイプ | 感熱式ラベルプリンター(業務用・63mm幅対応・RDロール) |
|---|---|
| 用紙幅・長さ | 幅15〜63mm/連続25.4〜3,000mm(最大印字幅59.0mm) |
| 解像度・印字速度 | 300dpi/最高152mm/秒 |
| 発行方法 | 標準は連続(ティアオフ)。剥離・カッターはオプション(カッターユニット PA-CU-007) |
| 接続 | USB(Type-C)/USBホスト/有線LAN/Wi-Fi/Bluetooth 5.2/RS-232C(オプションのPA-SCA-002使用) |
| 制御コマンド | ラスタグラフィック、ESC/P、P-touchテンプレート、SBPL(互換)、ZPL II(互換) |
| メモリ | 32MB(最大255テンプレート) |
| サイズ・重量 | 約W119×D224×H158mm・本体1.53kg |
| 電源 | AC100-240V(最大消費電力125W以下) |
| 動作温度・湿度 | 5〜40℃/20〜80%(結露なきこと) |
| 同梱品 | USBケーブル(1.0m)、ACアダプター、電源コード、ロールホルダー(12.7/19/25.4/38.1mm対応)※ラベル用紙は含まれない |
| 参考価格 | 59,000円前後〜(楽天市場 58,800円〜、2026年10月時点) |
✅ メリット
- ZPL II互換・SBPL互換で、既存システムのコマンド印刷に対応
- 300dpi・最高152mm/秒、ロール外径127mmまで対応
- 動作温度5〜40℃と、QLシリーズより使える範囲が広い
⚠️ デメリット・注意点
- 用紙幅は63mmまで。4×6インチの出荷ラベルは作れない
- カッターは別売で、ラベル用紙も別に買う必要がある。本体はAmazonで確認できなかった
システムから印刷するときは、まず1台でテンプレートの出力を確かめるんだホー。ラベルがずれると、バーコードが読めなくなることもあるホー。
👍 こんな人におすすめ
- WMSや基幹システムからコマンドでラベルを発行したい現場
- 現品票・ロケーションラベルを大量に作る現場
5. ブラザー TD-4425DN|4インチ幅の本格派。有線LAN・ロール外径127mm
4×6インチの出荷ラベルを毎日大量に出すなら、ブラザーの4インチ幅ラインアップでエントリーモデルとされるTD-4425DN。用紙幅19〜118mm、最大印字幅104.1mm、203dpi。消耗品ページには、102×152mmのプレカットラベル(RD-S02J1・3ロールで276枚)が載っています。
接続はUSB(Type-C)、有線LAN、RS-232Cで、無線はありません(Wi-Fiを備えるのは上位のTD-4455DNWBなど)。標準は手で切るティアバーで、自動カッター(PA-CU-001)は別売です。ZPL II互換・SBPL互換に対応し、メモリは42MBです。
| タイプ | 感熱式ラベルプリンター(業務用・4インチ幅・RDロール) |
|---|---|
| 用紙幅・ラベル長 | 用紙幅19〜118mm/ラベル幅16〜115mm/ラベル長6.4〜3,000mm(最大印字幅104.1mm) |
| 解像度 | 203dpi |
| 発行方法 | ティアバー標準。自動カッター(PA-CU-001)・ハクリユニット(PA-LP-002)は別売 |
| 接続 | USB(Type-C)/有線LAN/RS-232C(無線なし) |
| 制御コマンド | ラスタグラフィック、ESC/P、P-touchテンプレート、SBPL(互換)、ZPL II(互換) |
| メモリ | 42MB(最大255テンプレート) |
| サイズ・重量 | 約W180×D224×H155mm・約2.08kg |
| 動作温度・湿度 | 5〜40℃/20〜85%(結露なきこと) |
| 4×6インチ向けの消耗品 | RD-S02J1 プレカット紙ラベル 102×152mm(3ロール・276枚) |
| 同梱品 | USBケーブル(1.0m)、ACアダプター、電源コード、ロールホルダー(12.7/25.4/38.1mm対応)※ラベル用紙は含まれない |
| 参考価格 | 9万円前後〜(楽天市場 89,918円〜、店により送料別、2026年10月時点) |
✅ メリット
- 4インチ幅・最大印字幅104.1mmで、4×6インチの出荷ラベルを大量に発行できる
- 最大ロール外径127mmで、ロール交換の回数を減らせる
- ZPL II互換・SBPL互換、有線LANで業務システムと連携しやすい
⚠️ デメリット・注意点
- 9万円前後からと、今回の5台でもっとも高い
- 自動カッターは別売で、無線もなし。本体はAmazonで確認できなかった
機械の代金のほかに、ラベル代もかかるホー。1日に何枚出すかを数えて、ロール単位の費用を計算してから決めるんだホー。
👍 こんな人におすすめ
- 4×6インチの出荷ラベルを毎日大量に発行する現場
- 既存のコマンド(ZPL II・SBPL)でラベルを出したい現場
この5台以外の候補
- ブラザー TD-4455DNWB:TD-4425DNの上位。有線LAN・Wi-Fi・Bluetoothと液晶を搭載する203dpiのフラッグシップ(ブラザーの製品一覧)。楽天市場の取り扱いは確認できましたが、価格は1店のみの確認のため載せていません。
- ブラザー TD-2320D:TD-2350Dの有線LAN版(USB・有線LAN)。楽天市場 47,400円〜(2026年10月時点)。
- 低価格な海外ブランドの4×6インチ機:ECサイトには、海外ブランドの4×6インチ対応機もあります。選ぶなら、Wi-FiやBluetoothを使う機種の技適マーク、日本語の取扱説明書、保証、ラベルの入手しやすさを確かめましょう。
ラベルプリンター5台 比較表
| 製品名 | ラベル幅 | 解像度 | 接続 | カッター | 動作温度 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ブラザー QL-820NWBc | 23〜62mm | 300dpi | USB/有線LAN/Wi-Fi/Bluetooth | 自動(内蔵) | 10〜35℃ | 26,000円前後 |
| ブラザー QL-800 | 23〜62mm | 300dpi | USB | 自動(内蔵) | 10〜35℃ | 16,000円前後 |
| ブラザー QL-1115NWB | 23〜102mm | 300dpi | USB/有線LAN/Wi-Fi/Bluetooth | 自動(標準) | 10〜35℃ | 43,000円前後 |
| ブラザー TD-2350D | 15〜63mm | 300dpi | USB/有線LAN/Wi-Fi/Bluetooth/RS-232C(オプション) | 別売 | 5〜40℃ | 59,000円前後〜 |
| ブラザー TD-4425DN | 19〜118mm(ラベル幅16〜115mm) | 203dpi | USB/有線LAN/RS-232C | 別売 | 5〜40℃ | 9万円前後〜 |
※仕様はブラザー公表値、価格は2026年10月時点の目安です。Wi-Fi・Bluetoothは各社の登録商標です。
ラベルプリンターを現場で使う4つの注意点
買う前に、自社のラベルとバーコードで試す
ブラザーは、導入を検討している法人向けに、ラベルプリンターのデモ機を2週間無料で貸し出すサービスを案内しています。条件は、個人の申し込みは遠慮してほしいとされること、検証目的で原則一度限り、返送料はお客様負担、フリーメールアドレスでは申し込めないことです。貸出内容の確認が取れてから発送まで約2週間かかる場合があるため、早めに申し込みましょう。対象機種は申し込みページで確認してください。
印刷したバーコードは、必ずバーコードリーダーで読んでみる
バーコードは、印刷できても読めなければ意味がありません。小さなバーコードは、解像度(今回はTD-4425DNだけ203dpi、ほかは300dpi)も含めて、実機で読み取りテストをしてから台数を増やしましょう。読み取り側の選び方は前述のバーコードリーダー記事にまとめています。出荷前の検品の考え方は誤出荷対策の完全ガイドが参考になります。
感熱ラベルは直射日光を避ける。機械は寒い場所に置かない
感熱ラベルは時間の経過や日光で変色し、文字が消えることがあります(ブラザーの解説)。ラベル用紙は直射日光の当たらない場所に保管しましょう。機械は動作温度の範囲外になる冷凍庫や寒い場所に置かず、冷えた場所から暖かい場所に持ち込んだときは、水滴が消えてから電源を入れます(全機種「結露なきこと」が条件)。
無線の機種は、電波の干渉に気をつける
Wi-Fi(2.4GHz帯)とBluetoothは同じ帯域を使います。ブラザーの注意書きは、工場の製造ラインなどで使われている移動体識別用の構内無線局が近くで運用されていないか、使用前に確認するよう求めています。RFIDを使う現場は、担当部署に確認しましょう。
よくある質問
62mm幅と4インチ幅、どちらを選べばいいですか?
貼るラベルの大きさで決めます。宛名ラベル、荷札、バーコードラベルなら62mm幅までのQL-820NWBc・QL-800で足ります。4×6インチ(約102×152mm)の出荷ラベルを作るなら、4インチ幅のQL-1115NWBかTD-4425DNが必要です。
4×6インチの出荷ラベルを作れる機種はどれですか?
今回の5台では、QL-1115NWBとTD-4425DNです。ブラザーの消耗品ページに、QL-1115NWB用のDT-241(102×152mm・200枚)とTD-4425DN用のRD-S02J1(102×152mm・3ロールで276枚)が載っています。
感熱ラベルは、何か月くらいもちますか?
ブラザーの解説は、感熱ラベルは時間の経過や日光で変色したり文字が消えたりするとしていますが、保つ期間は示していません。数日以内に貼って出荷するラベルには向きますが、長期間貼ったままの棚札や日なたの荷札には、熱転写式やラミネートテープのラベルを検討しましょう。
冷凍庫や冬の寒い倉庫で使えますか?
冷凍庫の中は動作温度の範囲外です。メーカー仕様の動作温度は、QL-820NWBc・QL-800・QL-1115NWBが10〜35℃、TD-2350DとTD-4425DNが5〜40℃で、いずれも結露がないことが条件です。冬の荷さばき場に置くときも、温度を確認しましょう。
スマホからも印刷できますか?
QL-820NWBcは、ブラザーの製品一覧に「スマホからラベル印刷可能」と記載されています。ほかの機種はBluetoothやWi-Fiの接続に対応していても、使えるアプリやOSが違うため、ブラザーのサポートサイトで確認しましょう。
購入前に、機械を試すことはできますか?
ブラザーは法人向けに、ラベルプリンターのデモ機を2週間無料で貸し出しています。個人の申し込みは遠慮してほしいとされ、原則一度限りで、返送料は利用者負担です。貸出内容の確認が取れてから、発送まで約2週間かかる場合があります。
出荷ラベルは4×6インチにしたいので、4万円台のQL-1115NWBを申請してみます! その前に、デモ機で自社のバーコードを試します。
いい順番だホー。ラベルの大きさを決める、感熱の弱点を知る、置く場所の温度を守る。この3つが大事だホー。
まとめ
ラベルプリンターは、ラベルの大きさ(幅62mmまでか4インチ幅か)、感熱ラベルの持ち、つなぎ方、カッター、置く場所の温度で選ぶのが近道です。まず1台ならブラザー QL-820NWBc、パソコン1台につなぐならQL-800、4×6インチの出荷ラベルを4万円台で作るならQL-1115NWB、コマンド連携や大量発行にはTD-2350D、4インチ幅を本格運用するならTD-4425DNがおすすめです。
導入するときは、法人向けのデモ機で自社のラベルとバーコードを試し、感熱ラベルは日なたに置かない、機械は寒い場所に置かない、無線の機種は電波の干渉に気をつける。この基本を押さえて、年末の出荷と棚卸しの準備を進めましょう。



コメントを残す