本記事は倉庫責任者8年の実務経験をもとに、AIツールの作成支援を活用して執筆・編集しています。掲載情報はロジ現場ラボ編集部が確認しています。
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主任、年末のレイアウト変更で棚や作業台を組み替えるんですけど、ネジが多すぎて……。インパクトドライバーって、どれを買えばいいんですか?
倉庫の保全なら、まず「どの電池を使うか」から決めるんだホー。今回はマキタ・HiKOKI・パナソニックの3メーカーから5台を、メーカーの仕様で比べたホー。
パワーがいちばん強いのを選べば安心じゃないんですか?
トルクだけで選ぶと、重さやセット内容を見落としやすいんだホー。HiKOKIの取扱説明書は「軍手など巻き込まれる恐れがある手袋」をしないよう注意しているから、使い方も確かめるんだホー。
倉庫や物流センター、工場では、棚や作業台の組み替え、金具の取り付け、木製パレットの補修など、ネジやボルトを締める作業が多くあります。数が多いときに便利なのが、回転に加えて打撃(インパクト)で締め付ける充電式のインパクトドライバーです。
この記事では、マキタ・HiKOKI(ハイコーキ)・パナソニックの3メーカーから10.8V〜36V(マルチボルト)の5台を選び、電池の互換・トルク・大きさと重さ・セット内容・価格で比べました。仕様は各メーカーの製品ページ・取扱説明書・発表資料、価格は2026年10月24日に価格.comのショップ一覧と楽天市場の検索ページで確認した新品の出品例です(ショップ・時期・色により変わります)。ほかのメーカーは比べていません。
📌 先に結論|「電池」「トルク」「セット内容」で選ぶ
- 18Vの定番:マキタ TD173D(最大締付トルク180N・m。電池2個セット TD173DRGX[青]Amazon 49,000円、楽天市場 45,780円)
- 締付力重視:HiKOKI WH36DD(今回の5台で最大の200N・m。2XHLSZ[アグレッシブグリーン]Amazon 42,600円)
- 狭い場所に:パナソニック EZ1PD1(全長98mm・14.4V/18V両用。EZ1PD1J18D-B[黒]Amazon 60,715円)
- 小さく軽く:HiKOKI WH12DD(10.8V・1.1kg。2LS Amazon 33,980円。ビットは別売)
- 予算重視:HiKOKI FWH18DA(DIY向け18V・140N・m。電池1個の BG が Amazon 12,680円で今回の5台で最安)
※価格は2026年10月24日時点の新品の出品例(価格.com・楽天市場の検索ページで確認)。送料や在庫は出品ごとに確認してください。
倉庫・工場でインパクトドライバーが役立つ場面
棚・作業台・什器の組み立てとレイアウト変更
年末の大掃除やレイアウト変更では、ボルトやネジで組む棚・作業台・仕切りを付け直す作業が出てきます。ただし、ボルトの適正な締付けトルクはボルトの材質・サイズ・締め付ける物の材質などで変わり、HiKOKIの取扱説明書(WH36DD)は締付け時間とトルクの関係のグラフを参考に「適正な締付時間で作業してください」としています。棚やラックそのものは、それぞれのメーカーの組立説明書の手順と締め付け方法に従いましょう(編集部の考え)。ラックの選び方は倉庫用スチールラックおすすめ5選で解説しています。
パレット・木枠の補修や設備の小修理
木製パレットや木枠の補修、金具・フックの取り付けなど、木ネジを多く打つ作業にも向いています。ボルトを締めるときは、ソケットアダプタと六角ソケット(いずれも別売)を組み合わせます。
インパクトドライバーの選び方|買う前に確認する5つのポイント
① 電池(バッテリー)の電圧と互換を最初に決める
充電式の電動工具は、同じ系統の電池を使い回せるかで2台目以降の費用が変わります。たとえば HiKOKI の製品ページでは、WH36DD は「マルチボルト蓄電池」専用で「従来の蓄電池(BSL3620、BSL3625、BSL3626、BSL3660およびBSL18XX、BSL14XXシリーズ)はご使用になれません」とされ、DIY向けの FWH18DA は「リチウムイオン電池 BSL18XXシリーズ、マルチボルト蓄電池(残量表示付)」が使えます。パナソニック EZ1PD1 は14.4V/18V両用です。職場にある電池(ブロワーや作業灯など)の型番で使えるか、メーカーの対応表で確かめてから選びましょう(編集部の考え)。充電式のブロワーは充電式ブロワーおすすめ5選で比べています。
② 最大締付トルクと「能力」(ネジ・ボルトのサイズ)
最大締付トルクは、メーカーが決めた条件でボルトを締めたときの値です(HiKOKI WH36DD・WH12DD はソケット使用時)。今回の5台は、HiKOKI WH36DD が200N・m、マキタ TD173D が180N・m、パナソニック EZ1PD1 が155N・m(18V時)、HiKOKI FWH18DA が140N・m、HiKOKI WH12DD が135N・m。メーカーは使えるネジ・ボルトのサイズも「能力」として示しており、普通ボルトは TD173D・WH36DD が M5〜M16、FWH18DA・WH12DD が M5〜M14 です。長い木ネジやM12以上のボルトを多く締めるならトルクに余裕のある18V以上、小ネジ中心なら10.8Vでも足りる場面が多いと考えられます(編集部の考え)。
③ 大きさ(全長・ヘッド長)と重さ
棚の奥や機械のすき間では、本体の前後の長さが効きます。今回の5台では、パナソニック EZ1PD1 の全長98mm が最も短く、マキタ TD173D は長さ111mm、HiKOKI WH36DD はヘッド長111mm(全長118mm)、WH12DD は全長134mm、FWH18DA は全長150mm です。重さ(電池を含む)は WH12DD が1.1kg で最も軽く、FWH18DA が1.3kg、TD173D と EZ1PD1(18V 5.0Ah装着時)が1.5kg、WH36DD が1.6kg です。
④ セット内容(本体のみ/電池・充電器付き/ビットの有無)
同じ型番でも、本体のみのモデルと、電池・充電器・ケースが付いたセットがあります。マキタは本体のみが「TD173DZ」、電池2個付きが「TD173DRGX」、HiKOKI は本体のみが「(NN)」、パナソニックは「EZ1PD1X」です。また、HiKOKI WH12DD は製品ページに「ビット別売」とあり、パナソニック EZ1PD1J18D のセット内容(電池パック2個・充電器・ケース)にもビットの記載はありません。
⑤ 予算と使う頻度
毎日使う保全担当なら業務用のモデル(今回は TD173D・WH36DD・EZ1PD1・WH12DD)、年に数回の組み立てが中心なら HiKOKI がDIY工具として案内する FWH18DA のような手頃なモデル、という分け方が考えられます(編集部の考え)。
倉庫・工場向け インパクトドライバーおすすめ5選【2026年版】
5台とも各メーカーの製品ページに掲載されているモデルで、マキタ・HiKOKI・パナソニックの3メーカーから選びました。マキタ TD173D の仕様と標準小売価格は、マキタの2023年1月17日の発表資料によります。パナソニックの電動工具は2026年9月からマキタグループが製造しています(EZ1PD1 の項)。在庫・送料は出品ごとに確かめてください。
1. マキタ TD173D|18Vの定番フラッグシップ・180N・m
マキタのTD173Dは、同社が2023年1月17日の発表資料で「18V充電式インパクトドライバのフラッグシップモデル」と紹介したモデルです。発表資料によると、ハンマケースの先端からリング状に光るLEDライト(照度3段階)、ヘッド部のスリム化による隅打ち性能の向上、「様々なシーンで作業をアシストする『楽らく4モード』」などを備えます。
電池2個付きセットの「TD173DRGX」は、バッテリ BL1860B(18V 6.0Ah)×2本・充電器 DC18RF・ケース付き。付属品は+ビット2-65とフック。本体のみの「TD173DZ」もあります。
| 最大締付トルク | 180N・m |
|---|---|
| 締付け能力 | 小ネジ M4〜M8、普通ボルト M5〜M16、高力ボルト M5〜M14、コーススレッド 22〜125mm |
| 回転数・打撃数(最速) | 0〜3,600回/分・0〜3,800回/分 |
| 本体寸法 | 長さ111×幅81×高さ234mm |
| 質量 | 1.5kg(BL1860B装着時) |
| セット内容(TD173DRGX) | BL1860B×2・充電器DC18RF・ケース、+ビット2-65・フック |
| 標準小売価格(税別) | TD173DRGX 83,000円、TD173DZ(本体のみ)29,700円(2023年1月の発表資料) |
| 価格の目安 | TD173DRGX[青]Amazon.co.jp 49,000円、楽天市場 45,780円、本体のみ TD173DZ[青]Amazon.co.jp 19,200円(2026年10月24日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 最大締付トルク180N・m で、普通ボルトは M16 まで対応
- リング状のLEDライトで、ビットの影が出にくい(メーカー説明)
- 本体のみ(TD173DZ)も選べ、マキタの18V電池を持っていれば安く済む
⚠️ デメリット・注意点
- 電池2個付きセットは4万円台後半〜で、今回の5台では高めの価格帯
- メーカーの仕様は2023年1月の発表資料の時点のもの(色により価格が異なる)
楽天市場には「電池1個仕様」など中身が違うセットもあるホー。電池の数を確かめるんだホー。
👍 こんな人におすすめ
- M12以上のボルトや長い木ネジも締める保全担当
- すでにマキタの18V電池を使っている(本体のみの TD173DZ を選べる)
2. HiKOKI WH36DD|今回の5台で最大の200N・m
HiKOKI(ハイコーキ)のWH36DDは、「マルチボルト蓄電池」(セットの BSL36A18BX は 36V-2.5Ah/18V-5.0Ah 表記)で動くインパクトドライバーです。製品ページによると、最大締付トルクは200N・m(気温20℃・満充電時、M16高力ボルト・ソケットアダプタ+六角ソケット使用)。打撃部は「トリプルハンマ機構」で、ヘッド長は111mm、LEDライトは3灯から9灯に増えています。
セット(2XH)は Bluetooth® 蓄電池 BSL36A18BX(36V-2.5Ah/18V-5.0Ah)×2個・急速充電器 UC18YDML・ケース・力こぶビット付き。Bluetooth 蓄電池とアプリ「HiKOKI TOOLS」で回転数などを設定でき、「細ビスモード」も使えます(出荷時は未設定)。
| 最大締付トルク | 200N・m(気温20℃満充電時・締付時間3秒) |
|---|---|
| 能力 | 小ねじ 4〜8mm、普通ボルト M5〜M16、高力ボルト M5〜M14、テクスねじ ⌀3.5〜⌀6、コーススレッド 22〜125mm |
| 無負荷回転数・打撃数(パワーモード) | 0〜3,400回/分・0〜4,100回/分 |
| 本体寸法 | 118×243×29mm(ヘッド長111mm) |
| 質量 | 1.6kg(BSL36A18BX装着時) |
| 使用できる電池 | マルチボルト蓄電池(残量表示付)のみ |
| 充電時間 | 約19分(実用充電)/約25分(満充電) |
| 希望小売価格(税別) | (2XH) 87,200円、(NN) 本体のみ 32,700円 |
| 価格の目安 | 2XHLSZ[アグレッシブグリーン]Amazon.co.jp 42,600円、楽天市場 42,300円(2026年10月24日時点の新品の出品例。色により価格が異なる) |
✅ メリット
- 今回の5台で最大の200N・m
- 2ポート急速充電器が付属し、充電時間は約19分(実用充電)
- アプリで回転数などを細かく調整できる
⚠️ デメリット・注意点
- 今回の5台で最も重い1.6kg
- BSL18XX シリーズなど従来の HiKOKI 電池は使えない
- アプリ設定には Bluetooth 蓄電池とアプリが必要
WH36DD は全5色で、今回いちばん安かったのは緑の 2XHLSZ だったホー。
👍 こんな人におすすめ
- M16 クラスのボルトや長いコーススレッドを締める
- これから HiKOKI のマルチボルト電池でそろえたい
3. パナソニック EZ1PD1|全長98mm・14.4V/18V両用
パナソニックのEZ1PD1(2021年8月発売)は、メーカーが「業界最短ヘッド」(国内電動工具メーカーの14.4V/18Vクラスの充電インパクトドライバーで、2021年6月1日時点・同社調べ)とうたう、全長98mmのモデルです。
14.4Vと18Vの両方の電池が使え、最大締付トルクは18V で155N・m、14.4V で140N・m。別売の「スミ打ちアタッチメント(EZ9HX500)」「アングルアタッチメント(EZ9HX501)」で、隅や狭い場所の作業にも対応します。
なお、パナソニックの電動工具事業は2026年9月1日付で株式会社マキタへ譲渡されました。製造は株式会社マキタ・インダストリアルツールズが担い、移管期間中は「Panasonic」ブランドを継続して使用するとメーカーが案内しています(マキタは提供・サポートを「当面の間、従来同様の体制で継続」としています)。
| 最大締付トルク | 18V:155N・m、14.4V:140N・m(強モード・正逆同トルク) |
|---|---|
| 回転数・打撃数(強モード) | 0〜2,700回/分・0〜4,100回/分 |
| 本体寸法・質量 | 全長98×全高243×幅59mm・1.5kg(18V 5.0Ah装着時) |
| 使用できる電池 | 14.4V・18Vの電池パック(14.4V/18V両用) |
| 振動3軸合成値 | 13.7m/s² |
| セット内容(EZ1PD1J18D) | 電池パック18V 5.0Ah(EZ9L54)×2・急速充電器 EZ0L81・ケース EZ9K03 |
| 希望小売価格(税抜) | EZ1PD1J18D 102,500円、EZ1PD1X(本体のみ)38,700円 |
| 価格の目安 | EZ1PD1J18D-B[黒]Amazon.co.jp 60,715円(送料無料)、楽天市場 63,080円(2026年10月24日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 全長98mmで、今回の5台で最も短い
- 14.4V・18Vの両方の電池が使える
- 別売アタッチメントで隅打ちや狭い場所の作業に対応
⚠️ デメリット・注意点
- 電池2個付きセットは6万円台で、今回の5台で最も高い
- セット内容にビットの記載がない
- 2026年9月に電動工具事業がマキタへ譲渡(当面は従来同様のサポート)
👍 こんな人におすすめ
- 機械や棚のすき間でネジを締めることが多い
- パナソニックの14.4V・18V電池をすでに使っている
4. HiKOKI WH12DD|10.8V・1.1kgの小型モデル
WH12DDは、HiKOKI の10.8Vのコードレスインパクトドライバーです。全長は134mm、締付モードはソフト・パワー・テクスの3段階で、LEDライト付きです。
質量は1.1kg(BSL1250MT装着時)で、今回の5台で最も軽量。最大締付トルクは135N・m で、小ねじ(4〜8mm)や普通ボルト(M5〜M14)に対応します。製品ページには「ビット別売」と明記されています。
| 最大締付トルク | 135N・m(M14高力ボルト・ヘグザゴンソケット使用) |
|---|---|
| 能力 | 小ねじ 4〜8mm、テクスねじ 3.5〜5mm、普通ボルト M5〜M14、高力ボルト M5〜M12 |
| 無負荷回転数・打撃数(パワー/テクス) | 0〜3,200回/分・0〜4,000回/分 |
| 本体寸法 | 134×219×28.5mm(BSL1250MT装着時) |
| 質量 | 1.1kg(BSL1250MT装着時) |
| 使用できる電池 | スライド式リチウムイオン電池 BSL12XXシリーズ |
| セット内容 (2LS) | BSL1240M(10.8V-4.0Ah)×2・充電器 UC12SL・ケース(ビット別売) |
| 希望小売価格(税別) | (2LS) 47,300円、(2JS) 49,300円、(NN) 本体のみ 22,200円 |
| 価格の目安 | (2LS) Amazon.co.jp 33,980円、楽天市場 30,698円(2026年10月24日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 今回の5台で最も軽い1.1kg
- 3段階の締付モード(ソフト・パワー・テクス)
⚠️ デメリット・注意点
- 最大締付トルクは今回の5台で最も低い135N・m
- ビットは別売
- HiKOKI の18V・マルチボルト電池とは別の系統(BSL12XX)
👍 こんな人におすすめ
- 表示板や金具の取り付けなど、小ねじ中心の作業が多い
- 重さを抑えて、長い時間使いたい
5. HiKOKI FWH18DA|1万円台前半から買えるDIY向け18V
FWH18DAは、HiKOKI が「DIY工具」として販売する18Vのインパクトドライバーです。最大トルクは140N・m で、メーカーは「ヘッドがスリムで狭い場所でも使いやすい」「握りやすい細径ハンドル」と紹介しています。電池・急速充電器・ケース・No.2プラスビットが付属します。
セットは電池の数で2種類あり、(BG) は BSL1820M(18V-2.0Ah)×1個、(2BG) は2個付き。使える電池は BSL18XX シリーズとマルチボルト蓄電池(残量表示付)です。
| 最大トルク | 140N・m |
|---|---|
| 能力 | 普通ボルト M5〜M14、高力ボルト M5〜M12、小ねじ M4〜M8 |
| 無負荷回転数・打撃数 | 0〜2,700回/分・0〜3,600回/分 |
| 本体寸法 | 150×223×29.3mm(BSL1820M装着時) |
| 質量 | 1.3kg(BSL1820M装着時) |
| 使用できる電池 | BSL18XXシリーズ、マルチボルト蓄電池(残量表示付) |
| セット内容 (BG) | BSL1820M×1・急速充電器 UC18YKSL(充電時間 約60分)・ケース・No.2プラスビット |
| 希望小売価格(税別) | (BG) 24,900円、(2BG) 34,100円 |
| 価格の目安 | (BG) Amazon.co.jp 12,680円、(2BG) Amazon.co.jp 16,976円・楽天市場 13,950円(2026年10月24日時点の新品の出品例) |
✅ メリット
- 電池1個の (BG) は Amazon で12,680円と、今回の5台で最安
- 電池・充電器・ケース・ビットがそろい、すぐ使える
- HiKOKI の BSL18XX シリーズとマルチボルト電池が使える
⚠️ デメリット・注意点
- 電池は2.0Ahで、1充電あたりの作業量は多くない(ナゲシビスで約90本の目安)
- HiKOKI のサイト上の分類はDIY工具(プロ用工具ではない)
- 全長150mmで、今回の5台では最も長い
楽天市場では電池2個の (2BG) のほうが安い出品もあったホー。両方見比べるといいホー。
👍 こんな人におすすめ
- 棚の組み立てや補修を、まずは手頃な1台で始めたい
- 電池・充電器・ビットがそろったセットがほしい
インパクトドライバー5台 比較表
| 製品 | 電圧 | 最大締付トルク | 普通ボルト | 全長 | 質量 | セットの電池 | ビット | 価格の目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マキタ TD173D(TD173DRGX) | 18V | 180N・m | M5〜M16 | 111mm | 1.5kg | 6.0Ah×2 | +ビット付属 | 45,780円〜 |
| HiKOKI WH36DD(2XHLSZ) | マルチボルト(36V/18V) | 200N・m | M5〜M16 | 118mm(ヘッド長111mm) | 1.6kg | 2.5Ah(36V)×2 | 力こぶビット付属 | 42,300円〜 |
| パナソニック EZ1PD1(J18D-B) | 14.4V/18V両用 | 155N・m(18V) | 記載なし※ | 98mm | 1.5kg | 18V 5.0Ah×2 | 記載なし | 60,715円〜 |
| HiKOKI WH12DD(2LS) | 10.8V | 135N・m | M5〜M14 | 134mm | 1.1kg | 4.0Ah×2 | 別売 | 30,698円〜 |
| HiKOKI FWH18DA(BG) | 18V | 140N・m | M5〜M14 | 150mm | 1.3kg | 2.0Ah×1 | No.2プラスビット付属 | 12,680円〜 |
※パナソニック EZ1PD1 の製品ページの「仕様・能力」には、ボルトのサイズ範囲の記載がありません。質量はいずれも電池装着時(WH12DD は BSL1250MT 装着時)。仕様は各メーカーの製品ページ・取扱説明書・発表資料(2026年10月24日確認)。価格は同日の新品の出品例で、ショップ・色により異なります。
使うときに守りたい注意点
保護メガネ・耳栓を使い、巻き込まれる手袋はしない
HiKOKI の取扱説明書(WH36DD・WH12DD・FWH18DA)は、作業時は保護メガネを使用し、粉じんの多い作業では防じんマスクを併用するよう求めています。さらに本製品の注意として「使用中は、軍手など巻き込まれる恐れがある手袋を着用しないでください」「騒音からの保護のため、耳栓を着用してください」と記載しています(WH36DD・WH12DD の取扱説明書は「作業中は、ヘルメット、安全靴を着用してください」とも記載)。マキタ・パナソニックの製品も、それぞれの取扱説明書の注意事項に従ってください。作業用手袋の選び方は作業用手袋おすすめ5選で紹介しています。
材料を固定し、壁の中の配線・配管を確かめる
HiKOKI の取扱説明書(3機種)は、加工する物はクランプや万力などで固定するよう求め、固定が不十分だと加工する物が飛んでけがの原因になるとしています。また、作業する箇所に電線管・水道管やガス管などの埋設物がないことを作業前に確かめるよう警告しています。壁や柱に金具を付けるときは特に注意しましょう。
連続作業は電池交換のときに工具を休ませる
HiKOKI の取扱説明書(3機種)は、連続的に作業する際は蓄電池の交換時に工具本体を15分程度休ませてから使うよう求め、連続運転中に熱くなるハンマケースには手を触れないよう注意しています(WH36DD・WH12DD は温度保護回路で自動停止する場合あり)。3機種とも、使用中はビットなどの回転部に手や顔などを近づけないよう求めています。
高い所では下に人がいないことを確かめる
HiKOKI の取扱説明書(WH36DD・WH12DD・FWH18DA)は「高所作業のときは、下に人がいないことを確かめてください」としています。棚の上段の作業では、工具やネジを落としたときに備えて下を立入禁止にし、脚立や作業台は安定した物を使いましょう(編集部の考え。脚立・作業台おすすめ6選も参考に)。
保管は50℃未満の乾燥した場所に
HiKOKI の取扱説明書(3機種)は、工具本体や蓄電池(WH36DD の取扱説明書では「コードレス工具」)を温度が50℃以上に上がる可能性のある場所(金属の箱や夏の車内など)に保管しないよう求め、機体や付属品は温度が50℃未満で乾燥した安全な場所に保管するよう案内しています。
長時間使うなら振動にも目を向ける
厚生労働省の「職場のあんぜんサイト」は、振動障害の予防として、振動工具の「3軸合成値」と振動ばく露時間で手や腕への影響を評価し、日振動ばく露量A(8)が高くならないよう管理する必要があるとしています(対象工具の一覧には締付工具の「インパクトレンチ」があり、「インパクトドライバー」という名称はありません)。パナソニックは EZ1PD1 の振動3軸合成値を13.7m/s²と公表しています。長時間使う職場では、メーカーの公表値を確かめて作業時間を配分しましょう(編集部の考え)。
よくある質問
インパクトドライバーとドライバードリルは何が違いますか?
インパクトドライバーは、回転に加えて打撃(インパクト)を加えてネジやボルトを締め付ける工具です。今回の5台は、最大締付トルクが135〜200N・m で、木ネジやボルトを多く締める作業に向いています。穴あけが中心なら、ドライバードリルなど別の工具も候補になります(編集部の整理)。
本体のみのモデルを買っても使えますか?
同じメーカーの対応する電池と充電器を持っていれば使えます。マキタは TD173DZ、HiKOKI は (NN)、パナソニックは EZ1PD1X が本体のみです。ただし HiKOKI WH36DD は BSL18XX シリーズなど従来の蓄電池が使えず、マルチボルト蓄電池が必要です。型番ごとにメーカーの対応表で確かめましょう。
軍手をしたまま使ってもいいですか?
HiKOKI の取扱説明書(WH36DD・WH12DD・FWH18DA)は「使用中は、軍手など巻き込まれる恐れがある手袋を着用しないでください」としています。あわせて保護メガネと耳栓の着用も求めています。ほかのメーカーの製品は、それぞれの取扱説明書に従ってください。
ボルトを締めるときに必要なものは?
ボルトに合う六角ソケットと、本体に取り付けるソケットアダプタが必要です(いずれも別売。HiKOKI の3機種の先端形状は六角軸二面幅6.35mm)。HiKOKI の取扱説明書(WH36DD)は、適正な締付けトルクはボルトの材質・サイズや締め付ける物で異なるとして、締付け時間とトルクのグラフを参考に作業するよう案内しています。
保全の班には TD173D を、レイアウト変更の手伝い用には FWH18DA を検討します。軍手は外して、保護メガネと耳栓ですね。
いい分け方だホー。買う前に、職場にある電池の型番と、セットにビットや電池が入っているかも確かめるんだホー。
まとめ
インパクトドライバーは、電池の互換・最大締付トルクと能力・大きさと重さ・セット内容・予算で選びます。18Vの定番ならマキタ TD173D、締付力重視なら今回の5台で最大の200N・m のHiKOKI WH36DD、狭い場所が多いなら全長98mm のパナソニック EZ1PD1、軽さなら1.1kg のHiKOKI WH12DD、予算重視ならHiKOKI FWH18DAです。
使うときは、保護メガネと耳栓を使い、巻き込まれる恐れがある軍手などの手袋はしないこと(HiKOKI の取扱説明書)。年末の繁忙期に向けた準備全体は物流現場の年末繁忙期チェックリストで確認できます。



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