【2026年版】台はかりおすすめ5選|検定付きと出荷用の選び方

【2026年版】台はかりおすすめ5選|検定付きと出荷用の選び方

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📝 記事作成ポリシー
本記事は倉庫責任者8年の実務経験をもとに、AIツールの作成支援を活用して執筆・編集しています。掲載情報はロジ現場ラボ編集部が確認しています。

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ノゾミ
ノゾミ

主任、年末に向けて出荷が増えるので、荷物の重さを量る台はかりを買いたいんです。通販だと1万円以下から5万円以上まであって、「検定付き」と書いてあるものもあって…。何が違うんですか?

フクロウ主任
フクロウ主任

値段より先に「何に使うか」を決めるんだホー。重さで送料を決めて請求するなら、計量法の「取引」に当たるから、検定付きのはかりを使うんだホー。長野県計量検定所のQ&Aも、宅配便の取次ぎで表示値をもとに送料を受け取る場合は「取引・証明」に当たると説明しているホー。

ノゾミ
ノゾミ

社内で重さを確かめるだけなら、どうなんですか?

フクロウ主任
フクロウ主任

そこも含めて、法律の決まり、使用地域の選び方、2年ごとの定期検査、2026年10月時点で買える5台をまとめるホー。

倉庫や出荷場では、出荷前の重さの確認や入荷検品で「台はかり」を使います。ただ、はかりには計量法のルールがあり、取引や証明に使うはかりは、検定証印または基準適合証印が付いた「特定計量器」でなければなりません(計量法第16条第1項)。検定付きのはかりには、使用地域の指定や2年ごとの定期検査といった、検定なしのはかりにはない決まりもあります。

この記事では、倉庫・出荷場向けのデジタル台はかり5台(エー・アンド・デイの検定付き3台、シンワ測定の検定なし2台)を、ひょう量、目量、計量皿の大きさ、電源、防水性能、価格で比べます。計量法と計量検定所の説明をもとに、検定付きを選ぶ場面と正しい置き方もまとめました。量った重さを出荷ラベルに印字したい場合は、ラベルプリンターおすすめ5選もあわせてどうぞ。

📌 先に結論|用途別のおすすめ

  • 迷ったら・送料の計算や取引にも使える:A&D FG-60KAM-K(検定付き60kg・目量20g、3.4万〜4.2万円前後)
  • 大きな箱・150kgまで:A&D FG-150KAL-K(検定付き・計量皿390×530mm、3.8万〜4.5万円前後)
  • 水や粉じんの多い現場:A&D SE-60KAM-K(検定付き・IP68・乾電池で約5,000時間、5万〜5.7万円前後)
  • 社内用・予算重視:シンワ測定 70108(検定なし・隔測式100kg・全高33mm、1.1万〜1.2万円前後)
  • 梱包台で小さな荷物:シンワ測定 70041(検定なし・30kg・IP54、7,000〜8,000円前後)

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台はかりの選び方|買う前に確認する6つのポイント

① 「取引・証明」に使うかを決める(計量法)

計量法は「取引」を「有償であると無償であるとを問わず、物又は役務の給付を目的とする業務上の行為」、「証明」を「公に又は業務上他人に一定の事実が真実である旨を表明すること」と定めています(第2条第2項)。そして、検定証印などが付いていない特定計量器を、取引・証明の計量に使ったり、使うために持ったりしてはならないとしています(第16条第1項)。

倉庫・出荷場に近い例として、長野県計量検定所のQ&A(2020年4月30日更新)は、宅配便を取り次ぐときに「はかり」の表示値をもとに送料を受け取る場合や、決められた重量を境に料金が変わるために使うはかりを、取引・証明に当たるとしています。また、材料を購入するための納入量の受け入れ検査に使うはかりも取引・証明に当たる、と説明しています(同Q&Aは学校給食の例)。

一方、重さで料金を決めない社内の確認(作業の目安、在庫の重さの把握など)だけなら、検定なしのはかりでも第16条の対象外、というのが編集部の理解です。判断に迷うときは、事業所のある都道府県(または特定市)の計量検定所に確認しましょう。通販では、検定なしのはかりが「取引証明以外用」と表示されて売られていることもあります。

② 検定付きは「使用地域」を指定して買う

はかりの表示は重力加速度の影響を受けるため、検定付きのはかりには使える地域が決まっています。A&Dの検定付き台はかり(FG-K・SE-K・SC-Kなど)は使用地域が5区分で、注文時に指定します(下表)。A&Dは、購入時に選んだ地域と違う場所で使うことはできない(ただし定期検査に合格すれば使える)としています。通販では区分ごとに別の出品になっていることが多いので、商品名の「1区〜5区」や「使用地域」の都道府県名を必ず確かめてください(直送品・法人限定などの条件付きの出品もあります)。

地域番号 使用地域(A&D FG-K・SE-Kなど)
1 北海道
2 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県
3 福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都(八丈・小笠原支庁管内を除く)、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
4 群馬県、埼玉県、千葉県、東京都(全域)、神奈川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、四国4県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県(薩摩・大隅地方に限る)
5 鹿児島県(薩摩・大隅地方を除く)、沖縄県

※A&D「検定付きはかり(取引・証明用はかり)の使用地域区分について」より(四国4県は編集部がまとめて表記)。複数の区分に記載されている都府県は、どちらの区分のはかりでも使えます(同ページ)。EK-i-Kなど一部の機種は区分が違います(12区分など)。

③ 検定付きは2年ごとの定期検査。自分で校正できない

取引・証明に使う非自動はかりは、都道府県知事(特定市町村の区域では市町村長)が行う定期検査の対象で(計量法第19条第1項、計量法施行令第10条第1項第1号)、その周期は2年に1回です(計量法第21条第1項、施行令第11条)。A&DのFG-K・SE-Kの取扱説明書も「継続して取引・証明に使うためには、2年ごとの定期検査を受ける必要があります」としています。長野県計量検定所は、新しく買ったはかりは定期検査が免除になる場合があること、計量士による「代検査」の制度があることも案内しています。

検定付きのはかりには、検定なしのはかりと違う制限もあります。A&Dによると、手持ちの分銅での校正(感度調整)はできず、ポールの取り外し、ケーブルの延長、計量皿の加工は「改造」に当たるため、取引・証明に使うことは計量法違反になります。検定付きのFGシリーズは、表示部を分離して設置することもできません。

④ ひょう量と目量。最大の荷物と、いちばん軽い荷物の両方で選ぶ

「ひょう量」は量れる最大の重さ、「目量」は表示の1目盛りです。検定付きには「最小測定量」もあり、取引・証明に使うときはその範囲内で量ります。たとえばA&DのFG-60KAM-Kはひょう量60kg・目量20g・最小測定量0.4kg、FG-150KAL-Kはひょう量150kg・目量50g・最小測定量1kgです。ひょう量が大きい機種ほど目量も粗くなるので、いちばん重い荷物に余裕をもたせつつ、軽い荷物を量れるかも確かめましょう。A&Dの取扱説明書は、ひょう量を超える荷重や衝撃的な荷重をかけないよう求めています。

⑤ 計量皿の大きさと高さ

FGシリーズの計量皿は300×380mm(Mタイプ)と390×530mm(Lタイプ)の2種類です。段ボール箱がはみ出すと置き方が不安定になるので、よく量る箱の底の寸法を測っておきます。重い荷物を床から載せるなら、全高33mmと低いシンワ測定 70108のような薄型が便利です。

⑥ 電源・防水・使う場所

FG-Kシリーズは付属のACアダプタか単2形乾電池4本(別売)で、アルカリ乾電池なら約150時間。SE-Kシリーズは単1形乾電池6本で約5,000時間です。防塵・防水は、SE-KがIP68(水深1mで24時間水没しても内部に水が入らない構造)、シンワ測定 70041がIP54(いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない)。使用温度はA&Dの3機種が-10〜40℃(結露しないこと)、シンワ測定の2機種が5〜35℃です。

検定付き(取引・証明用) 検定なし
取引・証明に使えるか 使える(使用地域・使用範囲の中で) 使えない
使用地域 注文時に指定。ほかの地域は定期検査に合格すれば使える 制限なし
校正(感度調整) ユーザーはできない A&Dの検定なしのはかりはできる
定期検査 取引・証明に使うなら2年ごと 不要
表示部の分離・延長 できない(改造に当たる) 機種による(FG-KBM・FG-KALは約1.5m離せる)
A&D FG 60kgポール付の標準価格(税抜) 53,000円(FG-60KAM-K) 50,000円(FG-60KAM)

※計量法、A&D「取引・証明用検定付きはかりに関する情報」、FG-K取扱説明書・製品ページをもとに編集部が整理。

倉庫・出荷場の台はかりおすすめ5選【2026年版】

Amazonと楽天市場での取り扱いを価格.comで確認できた5台です。仕様はメーカーの製品ページ・取扱説明書の公表値、価格は2026年10月11日時点で価格.comに表示された新品の最安値の目安です。検定付きの3台は、使用地域(区分)ごとに出品と価格が違うことがあります。送料・配送条件・法人限定などの条件は出品ごとに確認してください。

※A&Dは2026年7月14日、経済産業省から指定検定機関の指定取消の処分を受けたと公表しました。同社によると、対象は同社の検定業務で、グループ会社が製造する基準適合証印付き検定品の製造・販売は従来どおり続いています。

1. A&D FG-60KAM-K|迷ったらこれ。検定付き60kgで送料計算にも

エー・アンド・デイのFG-60KAM-Kは、取引・証明に使える検定付き(精度等級3級)のデジタル台はかりです。ひょう量60kg、目量20g、使用範囲0.4〜60kg、計量皿はステンレス(SUS430)の300×380mm。ポールの上に表示部が付いた一体型(全高781mm)です。

安定所要時間は約1.0秒で、文字高26mmの液晶表示。kgと個数の表示を切り替えられ、上限・下限を決めて「HI」「OK」「LO」を表示するコンパレータ機能もあります。メーカーの標準価格は検定なしのFG-60KAM(50,000円)と3,000円差の53,000円(税抜)で、通販価格も3万円台からです。

区分 検定付き(取引・証明用)・精度等級3級
ひょう量/目量 60kg/0.02kg
使用範囲 0.4kg〜60kg
計量皿 300×380mm(SUS430)
外形寸法・重量 300×624×781mm・11.2kg
電源 ACアダプタ(付属)または単2形乾電池×4(別売、アルカリで約150時間)
動作温度 -10〜40℃、85%RH以下(結露しないこと)
使用地域 5区分から注文時に指定
標準価格 53,000円(税抜)
参考価格 3.4万〜4.2万円前後(楽天市場 33,880円〜、Amazon 42,130円〜。2026年10月11日時点・価格.com)

✅ メリット

  • 取引・証明に使える検定付きで、通販価格は3万円台から
  • 約1秒で表示が安定。個数計・コンパレータ付き
  • ACアダプタと乾電池の2電源

⚠️ デメリット・注意点

  • 使用地域の指定が必要。区分を間違えると取引・証明に使えない
  • 表示部の分離・ケーブル延長はできない(改造に当たる)

編集部の評価 ★★★★☆ 4.5 / 5.0 検定付きで価格差が小さい。出荷場の1台目に

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

フクロウ主任
フクロウ主任

通販では「3区」「4区」のように区分ごとに出品が分かれているホー。事業所の都道府県が入っている区分を選ぶんだホー。

👍 こんな人におすすめ

  • 重さで送料や料金を決める出荷場
  • 30〜60kgまでの段ボール箱を量る倉庫

2. A&D FG-150KAL-K|大きな箱に。計量皿390×530mmで150kgまで

大きな段ボール箱や重い荷物を量るなら、同じFG-KシリーズのFG-150KAL-K。計量皿が390×530mmのLタイプで、ひょう量150kg、目量50g、使用範囲1〜150kgです。

表示や機能はFG-60KAM-Kと同じで、外形寸法は390×774×781mm、重量は16.4kg。目量が50gと粗くなり、1kg未満は取引・証明に使えないので、小さな荷物が多い現場は60kgクラスと使い分けましょう。

区分 検定付き(取引・証明用)・精度等級3級
ひょう量/目量 150kg/0.05kg
使用範囲 1kg〜150kg
計量皿 390×530mm(SUS430)
外形寸法・重量 390×774×781mm・16.4kg
電源 ACアダプタ(付属)または単2形乾電池×4(別売、アルカリで約150時間)
動作温度 -10〜40℃、85%RH以下(結露しないこと)
使用地域 5区分から注文時に指定
標準価格 58,000円(税抜)
参考価格 3.8万〜4.5万円前後(楽天市場 38,380円〜、Amazon 45,210円〜。2026年10月11日時点・価格.com)

✅ メリット

  • 計量皿390×530mmで大きな箱も載せやすい
  • 150kgまで量れる検定付き
  • FG-60KAM-Kと操作が共通

⚠️ デメリット・注意点

  • 目量50g・最小測定量1kgで、小さな荷物には向かない
  • 重量16.4kgで、移動はやや大変

編集部の評価 ★★★★☆ 4.0 / 5.0 大きく重い荷物の取引・証明用に

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

フクロウ主任
フクロウ主任

ひょう量が大きいほど目量は粗くなるんだホー。いちばん軽い荷物が1kgを下回るなら、60kgクラスを選ぶんだホー。

👍 こんな人におすすめ

  • 大きな段ボール箱やケース単位の荷物を量る現場
  • 60kgを超える荷物がある出荷場

3. A&D SE-60KAM-K|水・粉じんに強いIP68。乾電池で約5,000時間

水がかかる場所や粉じんの多い現場なら、防塵・防水等級IP68の検定付き台はかりSE-60KAM-K。メーカーは、全体に水をかけて洗浄でき、ゴミや汚れがたまりにくいスケルトンフレーム構造としています。計量台は鉄製、計量皿はステンレス(SUS430)です。

ひょう量60kg、目量20g、使用範囲0.4〜60kgはFG-60KAM-Kと同じ。電源は単1形乾電池6本で、アルカリ乾電池なら約5,000時間使えるため、コンセントのない場所にも置けます。表示は文字高39mmと大きく、5分以上動作しないと電源が切れるオートパワーオフ(オフにもできる)付きです。

区分 検定付き(取引・証明用)・精度等級3級
ひょう量/目量 60kg/0.02kg
使用範囲 0.4kg〜60kg
計量皿 300×380mm(SUS430)、計量台は鉄製
防塵・防水 IP68(水深1mで24時間水没しても内部に浸水しない構造)
電源 単1形乾電池×6(アルカリで約5,000時間)
動作温度 -10〜40℃、85%RH以下(結露しないこと)
製品質量 約12kg
標準価格 78,000円(税抜)
参考価格 5万〜5.7万円前後(楽天市場 50,490円〜、Amazon 56,870円〜。2026年10月11日時点・価格.com)

✅ メリット

  • IP68。全体に水をかけて洗える(メーカー)
  • 乾電池で約5,000時間。コンセント不要
  • 文字高39mmの大きな表示

⚠️ デメリット・注意点

  • 今回の5台でもっとも高い
  • RS-232C・USBなどのオプションを付けると防塵・防水性能が下がる(メーカー)

編集部の評価 ★★★★☆ 4.0 / 5.0 水・粉じん・電源のない場所の検定付き

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

フクロウ主任
フクロウ主任

水に強いはかりでも、汚れは中性洗剤を含ませた柔らかい布で拭き、有機溶剤は使わないよう取扱説明書は求めているんだホー。

👍 こんな人におすすめ

  • 水や粉じんがかかりやすい荷さばき場
  • コンセントから離れた場所で量りたい現場

4. シンワ測定 70108|社内用なら1万円台。全高33mmの隔測式100kg

取引・証明に使わない社内の確認用なら、シンワ測定のデジタル台はかり 100kg隔測式(70108)。載せ台と操作部がコード(650mm)でつながる隔測式で、重い荷物を載せても見やすい位置に操作部を置けます(操作部を手に持っての計量はできません)。

全高は33mmと低く、ステンレス製の載せ台にそのまま荷物を載せやすいのが特長です。ひょう量100kg、目量0.05kgですが、最小測定量0.5kg、精度±0.5kgなので、細かい重さの確認には向きません。メーカーは、計量物を台の上で少しずつ足したり減らしたりしながら量ることはできず、使うたびに降ろすよう注意しています。

区分 検定なし(取引・証明には使えない)
ひょう量/目量 100kg/0.05kg
最小測定量・精度 0.5kg・±0.5kg
本体サイズ 276×291×33mm(操作部108×120×55mm、コード長650mm)
製品質量 3,380g(電池含む)
電源 9V乾電池1本(付属はモニター用)またはACアダプター(付属)
使用温度 5〜35℃(結露しないこと)
標準小売価格 21,600円(税別)
参考価格 1.1万〜1.2万円前後(Amazon 11,521円、楽天市場 10,679円〜。2026年10月11日時点・価格.com)

✅ メリット

  • 全高33mmで重い荷物を載せやすい
  • 1万円台で100kgまで
  • 操作部を見やすい位置に置ける隔測式

⚠️ デメリット・注意点

  • 取引・証明には使えない
  • 精度±0.5kg・最小測定量0.5kgで、軽い荷物や細かい確認には不向き

編集部の評価 ★★★☆☆ 3.5 / 5.0 社内の目安を安く。精度は割り切り

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

フクロウ主任
フクロウ主任

精度±0.5kgのはかりで、0.1kg単位の重さを確かめるのは難しいんだホー。社内の目安と割り切って、重さで料金を決める用途には使わないんだホー。

👍 こんな人におすすめ

  • 重い荷物の重さを社内の目安として確かめたい現場
  • 低い台に床から荷物を載せたい現場

5. シンワ測定 70041|梱包台で小さな荷物に。30kg・IP54

梱包台の上で小さな荷物の重さを確かめるなら、シンワ測定のデジタルはかり WP 30kg防塵防水(70041)。ひょう量30kg、目量0.02kg、最小測定量0.08kg、精度±0.06kgで、防塵・防水はIP54です。

文字高30mmの液晶にバックライトが付き、風袋引きもできます。使う地域に合わせて重力加速度を設定できるのも特長です。計量皿は176×224mmと小さいので、大きな箱には向きません。使う前に、計量皿と本体の間の緩衝材を抜くようメーカーが注意しています。

区分 検定なし(取引・証明には使えない)
ひょう量/目量 30kg/0.02kg
最小測定量・精度 0.08kg・±0.06kg
計量皿 176×224mm(ステンレス)
本体サイズ・質量 80×223×250mm・1,600g
防塵・防水 IP54
電源 単2アルカリ電池×4(付属はモニター用)またはACアダプター(別売)
使用温度 5〜35℃、湿度85%以下
標準小売価格 14,500円(税別)
参考価格 7,000〜8,000円前後(楽天市場 7,169円〜、Amazon 8,064円。2026年10月11日時点・価格.com)

✅ メリット

  • 1万円以下でIP54の防塵・防水
  • 文字高30mm・バックライト付き
  • 使う地域に合わせて重力加速度を設定できる

⚠️ デメリット・注意点

  • 取引・証明には使えない
  • 計量皿176×224mmで大きな箱は載せにくい

編集部の評価 ★★★☆☆ 3.5 / 5.0 梱包台の小さな荷物を手軽に

※価格・スペック・機能を比べた編集部の目安です(購入者の口コミではありません)。

フクロウ主任
フクロウ主任

小さな荷物は30kgクラスのほうが目量が細かいんだホー。取引・証明に使うなら、検定付きの30kgクラスを選ぶんだホー。

👍 こんな人におすすめ

  • 梱包台で小さな荷物の重さを確かめたい現場
  • まず1台、手軽に試したい事業所

この5台以外の候補

  • A&D FG-60KAM(検定なし):FG-60KAM-Kと同じ大きさで、取引・証明には使えない代わりに、手持ちの分銅で感度調整ができる、最小表示を切り替えられる(出荷時0.01kg)などの違いがあります。標準価格50,000円(税抜)。楽天市場 31,570円〜(2026年10月11日時点・楽天市場の検索結果)。

台はかり5台 比較表

製品名 検定 ひょう量/目量 計量皿 電源・防水 参考価格
A&D FG-60KAM-K 付き 60kg/20g 300×380mm AC・単2×4(約150時間) 3.4万〜4.2万円前後
A&D FG-150KAL-K 付き 150kg/50g 390×530mm AC・単2×4(約150時間) 3.8万〜4.5万円前後
A&D SE-60KAM-K 付き 60kg/20g 300×380mm 単1×6(約5,000時間)・IP68 5万〜5.7万円前後
シンワ測定 70108 なし 100kg/50g(精度±0.5kg) 本体276×291mm 9V電池・AC 1.1万〜1.2万円前後
シンワ測定 70041 なし 30kg/20g(精度±0.06kg) 176×224mm 単2×4・AC(別売)・IP54 7,000〜8,000円前後

※仕様はメーカーの公表値、価格は2026年10月11日時点の目安です。電池時間はアルカリ乾電池使用時のメーカー公表値(FG-K・SE-K)。

正しく量るために|置き方・使い方・冬の注意点

水平に置き、安定マークを見てから読む

A&DのFGシリーズの取扱説明書は、水平器の気泡が中心に来るよう足コマを回して調整し、軟らかい床や振動する場所、ヒーターやエアコンの風が当たる場所、直射日光の当たる場所に置かないよう求めています。計量値は安定マークが点灯してから読み、衝撃的な荷重やひょう量を超える荷重をかけないこと、とも書かれています。検定付きのはかりは、検定銘板や水平器が見える状態にしておくことも必要です(A&D)。

冬は静電気と温度に注意

同じ取扱説明書は、湿度が45%RH以下になるとプラスチックなどの絶縁物が摩擦で静電気を帯びやすくなるとして、静電気の発生しやすい所に置かないよう注意しています(FGシリーズは、帯電が避けられない場合はアース線を計量台にねじ止めする方法を案内)。使用温度の範囲も確かめましょう。A&Dの3機種は-10〜40℃(結露しないこと)、シンワ測定の2機種は5〜35℃です。乾電池で使うときは新旧や種類の違う電池を混ぜず、長く使わないときは電池を取り出します(液漏れによる故障は保証対象外、A&D)。

重い荷物の積み降ろしと、量った重さの使い方

重い荷物を量るなら、載せるときの負担も考えて、全高の低いはかりや計量皿の大きいはかりを選びましょう。A&DのFG・SEシリーズは、同じ重さの品物を数える個数計モードも使えます。数量違いを重さで見つける考え方(重量チェッカーで箱単位の異常を検知する)は、誤出荷対策の完全ガイドでも触れています。

検定付きを買ったら

取引・証明に使うはかりは、2年ごとの定期検査を受けます。日程や手数料は自治体ごとに違うので、計量検定所のサイトで確認しておきましょう。故障や不合格のときは、メーカーや販売店、届出のある修理事業者に相談します(長野県計量検定所Q&A)。

よくある質問

検定付きと検定なしの台はかりは何が違いますか?

検定付き(取引・証明用)は、検定証印または基準適合証印が付いた特定計量器で、取引・証明の計量に使えます(計量法第16条第1項)。その代わり、使用地域の指定、2年ごとの定期検査、ユーザーが校正できない、表示部の分離やケーブル延長ができない、といった決まりがあります。検定なしのはかりは、こうした制限がない代わりに取引・証明には使えません。

宅配便の送料を決めるために重さを量るはかりは、検定付きが必要ですか?

長野県計量検定所のQ&Aは、宅配便を取り次ぐときに「はかり」の表示値をもとに送料を受け取る場合や、決められた重量を境に料金が変わるために使うはかりは、取引・証明に当たり定期検査の対象だとしています。重さで料金を決めて請求するなら、検定付きのはかりを選びましょう。判断に迷う場合は、事業所のある都道府県の計量検定所に確認してください。

入荷検品で重さを確かめるだけなら、検定なしでもいいですか?

同じQ&Aは、材料を購入するための納入量の受け入れ検査に使うはかりは取引・証明に当たる、と説明しています(学校給食の例)。重さで支払いや数量を確定させる検品なら検定付きを選び、作業の目安として確かめるだけなら検定なしでもよい、というのが編集部の理解です。個別の判断は計量検定所に確認してください。

別の県の事業所に移しても使えますか?

検定付きのはかりは、購入時に指定した使用地域で使います。A&Dは、選んだ地域と違う場所で使うことはできないが、定期検査に合格すれば使える、としています。A&DのFG-K・SE-Kは5区分で、3区と4区の両方に入る都府県もあります。移転が決まっている場合は、移転先の区分も確かめておきましょう。

定期検査はどこで受けますか?費用はいくらですか?

事業所の所在地を管轄する都道府県知事(特定市町村の区域では市町村長)が行う定期検査を、2年に1回受けます(計量法第19条第1項・第21条第1項、施行令第11条)。長野県計量検定所は、新しく買ったはかりは免除になる場合があること、計量士による「代検査」の制度があることを案内しています。手数料ははかりの種類と自治体によって違うので、各自治体の手数料表で確認してください。

ノゾミ
ノゾミ

出荷場で送料を計算するのは検定付きのFG-60KAM-K、梱包台の確認用はシンワの30kgで考えます。買う前に、うちの区分と、いちばん大きい箱の寸法を確かめてきます!

フクロウ主任
フクロウ主任

いい順番だホー。取引・証明に使うか決める、使用地域を選ぶ、2年ごとの定期検査。この3つを忘れないんだホー。

まとめ

台はかりは、まず取引・証明に使うかを決めるのが出発点です。重さで送料や料金を決めるなら、計量法の検定付きを選び、使用地域を指定して買い、2年ごとの定期検査を受けます。迷ったら検定付き60kgのA&D FG-60KAM-K、大きな箱にはFG-150KAL-K、水や粉じんの多い現場にはSE-60KAM-K。社内の目安として量るだけなら、隔測式100kgのシンワ測定 70108や、梱包台向けの70041が手ごろです。

買ったあとは、水平に置き、安定マークを見てから読み、ひょう量を超える荷重や衝撃をかけないことが基本です。年末の出荷が増える前に、使う場所と量る荷物を決めておきましょう。年末に向けた準備は物流現場の年末繁忙期チェックリストもどうぞ。

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